- 運営しているクリエイター
#英語文法
【英文法の話012】基本時制-現在時制その1
動詞が行われた時間に関する文法を時制と言います。英語の時制は日本語とは異なる点がいくつかあり、別物と考えるべきです。したがって、日本語基準で時制を覚えようとすると、初歩的な文では問題ないのですが、いずれおかしなことになります。
英語の時制のうち、現在時制、過去時制、未来時制を基本時制といいます。まずは現在形について見ていきましょう。
現在形の4つの使い方一番最初に習う時制と言えば現在形でしょう
【英文法の話011】第4文型と第5文型
今回は文型の残り二つ、第4文型と第5文型を一緒に見ていきましょう。バラバラで考えるより整理しやすくなります。
第4文型は目的語が2つ第4文型は目的語が2つあります。第3文型にもうひとつ目的語を継ぎ足したような形になります。記号ではSVOOと書きますね(SVOOのうち、始めのOを間接目的語、2番目のOを直接目的語と呼ぶこともあります)。
例によって、第4文型を取ることができる動詞は決まっています
【英文法の話010】第3文型について
第3文型について入っていきましょう。第3文型は、5つの文型の中でとてもよくみられるものです。
第3文型は他動詞の文型第3文型は記号ではSVOで表現しますね。ここでいう O は目的語 Object の略語です。日本語では「~に」「~を」という言い方に当たります。
また、第3文型を取ることができるのは他動詞(目的語のある動詞)です。他動詞は目的語を2つとるものもあるのですが、第3文型で取り上げるの
【英文法の話009】文型その2 第2文型
第2文型の話に入ってきましょう。第2文型でポイントになるのは「補語」の概念です。
補語ってなんだろう以前の記事で簡単に紹介はしていましたが、補語というのは何かの言葉の説明をつけくわえるようなイメージの言葉です。
補語のみで文を作ることはできません。かならず何か別の言葉(具体的には主語または目的語)が必要で、その言葉に対して説明を加えるように働きます。
第2文型を作る動詞さて「文型を決定するも
【英文法の話009】文型その2 (前置きと)第1文型
今回から文型の説明に入っていきましょう。
いきなりではあるんですが、たいていの文法書では、文型の説明は始めのほうに載っていると思います。しかし、文型をきちんと理解できるようになる(「知っている」という程度を超えて、「理解している」という程度)には、文型以外の文法の知識が必要に思います。
初めて勉強する場合は「なんだかよくわからないような話」という印象になると思いますので、ある程度勉強がすすんだ
【英文法の話008】文型その1 自動詞、他動詞
文型の説明に入っていきたいのですが、その前に「自動詞」「他動詞」の知識があったほうが分かりやすくなりますので、先に説明をします。
動詞の種類について 自動詞と他動詞動詞には種類があります。これを種類分けする方法はいくつかあるのですが、「自動詞」と「他動詞」という分け方についてみていきましょう。これはとても重要な分け方です。
自動詞、他動詞という単語を出すと「自分でするものが自動詞、他人に何かす
【英文法の話007】辞書の使い方
ちょっと寄り道して辞書の使い方について話します。今回は文法の話はしないので、読み物です。
「辞書を引きなさい」とは言われますが、案外きちんと使い方を教わることってないのではないでしょうか? 私もそういう人間の一人でした。
辞書との「下手な」付き合い方辞書の「上手い」付き合い方というのはなにかと聞きますが、「下手な」付き合い方、つまり駄目な辞書の使い方というのはあまり聞かない気がします。これは答
【英文法の話006】 品詞、節と句、文の要素 まとめ
品詞、節と句、文の要素の話が一通り終わったので、今回はまとめをしてみましょう。
品詞まとめまず始めに品詞を覚えましょう。
全部で8通りありますが、優先的に覚えるのは「名詞」「動詞」「形容詞」「副詞」です。
「形容詞」は名詞を修飾するもの、「副詞」は名詞以外(動詞、形容詞、副詞、文全体)を修飾するものです。
とくに下の組み合わせがあることが大事です。
①「名詞」+「形容詞」の組み合わせがある
【英文法の話005】文の要素
品詞、節と句の話をしましたが、続いて「文の要素」というものについて見ていくことにしましょう。文を成立させている要素は、主語、目的語、補語等があるのですが、これらについての話です。
主語と主部主語 subject というのは、日本語では「~は」「~が」という部分にあたります。おおむねの文法書では「ある動作の主体を表す」みたいな説明がされていることが多いです。
日本語では主語を省略することが多いの
【英文法の話004】節と句 その2
前回の記事では、「節」と「句」の違いについて説明しました。今回はもう少しすすめて、品詞とのかかわりについて考えてみることにしましょう。
「品詞で優先的に覚えるのは4つだけ」でしたね。実は、節と句は、この4つの品詞のうち、名詞、形容詞、副詞の性質のいずれかをもつことができます。このあたりは難しいのでしっかり理解したいところですね。
名詞+節=名詞節 / 名詞+句=名詞句 になる始めに名詞の性質を
【英文法の話003】節と句 その1
今回は「節と句」の説明をします。ちょっとややこしいかもしれません。
ところで、今回の説明に当たって「主語」と「動詞」が重要になります。念のため確認しておきましょう。
主語とは、日本語では「~は、~が」にあたる部分です。一方、動詞は品詞のところでも紹介しましたが、ここでは日本語で言うところの「述語」に感覚が近いものです。たとえば、
The student plays tennis very w