今週注目の中国スタートアップ

執筆者　山田 悠輔
facebook: Yusuke Yamada
twitter: yusukeshantian

ニーハオ！
3月第3週の資金調達、M&Aニュースから注目の中国スタートアップを紹介します。

summary
1．伐木累(ﾌｧｰﾑｰﾚｲ)/Eスポーツメディア
2.  美信联邦(ﾒｲｼﾝﾘｴﾝﾊﾞﾝ)/グローバルアセットアロケーションサービス

1．伐木累(ﾌｧｰﾑｰﾚｲ)/Eスポーツメディア

出典：https://www.famulei.com/index

設立年：2015/06
調達先：辰海资本等
ラウンド：シリーズＣ
調達額：不明

Eスポーツメディアを運営する伐木累がシリーズCのエクステンションラウンドで再度資金調達。
中国のEスポーツ市場は既に1.4兆円を突破しており、広義でゲームをする人口は4.3億人と莫大。
中国1の大富豪、王健林の息子王思聪がプロゲーマーチームを抱えるようにたくさんのチームが勃興しそれにスポンサーがつくという構図になっています。
日本だとゲームウィズさんがチーム作ったのが最近話題ですが、
中国はずっと先を行っており、其々のチームにファン/コミュニティが出来ています。
当社は10のプロチームとの放送契約を結んでおり、今年度の売上は32億円を突破しているとのこと。
韓国や北米のプロ選手とも契約が進んでおり今後は世界展開も視野に入れているようです。

2.  美信联邦(ﾒｲｼﾝﾘｴﾝﾊﾞﾝ)/グローバルアセットアロケーションサービス

出典：https://www.fortunefed.com/#/?_k=4velx9

設立年：2015/10
調達先：BitRock Capital ，千山资本、BAI、KIP、复朴资本 等
ラウンド：シリーズC
調達額：数千万 USD

個人的に気になったのでピックアップ。
グローバルアセットアロケーションサービスを展開する 美信联邦がシリーズCで資金調達。
オンラインで気軽に中国国外の保険/債権/株～不動産/HF/FOFへアセットアロケーションが出来るサービス。
対象となる顧客の層や流入経路が非常に気になるところですが、
アカウントが3万超、で資産管理高3,300億以上と記載あるので1人平均1,000万ほど。
こんな小口で簡単に国外資産に分散投資出来るなんて、僕が中国人なら喜んで飛びついてます。
今後に注目。

今週は以上です！
気になることあれば以下SNSから気軽にご連絡ください。(DM待ってます)

執筆者　山田 悠輔
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