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「高校受験が終わると、すぐに自粛期間が待ち受けていた」京大生の世界最長合格体験記(その1)

こんにちは。こんばんは。

皆さんいかがお過ごしでしょうか?
私は昨日外で昼ごはんを食べていたら、後ろから鳶がやってきて食べていたパンをさらわれました。


今回から本格的に合格体験記を書いていきたいと思います。
合格体験記を書く際に、どこから話始めるか迷ったのですが、色々考えたすえに高校受験の終わりくらいから始めるのが丁度いいと思いました。高校受験の経験も、その後の高校での勉強に影響を与えますしね。

そして、今回の記事が自身初めての有料記事になるので、興味のある方は無理のない範囲で購入して有料部分も読んでいただけるととても嬉しいです。購入、スキ、コメントを頂けるとこちらとしても記事を書き続けるモチベになるのでよろしくお願いします🙇‍♂️

高校受験の合格発表の日

2020年2月25日。
今でも覚えています。

世間では「コロナ」の三文字が騒がれ始めていた頃、私は合格発表前に家のパソコンの前で座っていました。16:00になって第一志望の高校のサイトにアクセスし、合格者の受験番号を一つ一つスクロールしていくと、そこには私の受験番号がありました。

受験番号を見つけたら普通は大喜びするものかもしれないですが、私は喜びというよりも安堵の方が強かったのを覚えています。かっこよく言えば、入試の時の感覚から多分受かると思っていたので、その予想が的中してほっとしたというのが本音でした。(まあ、心の底ではちょっと不安だったかもしれなかったかもしれません)

合格した高校は京都市の公立高校で、京都では一、二を争う進学校。毎年数十人の生徒が京大に受かるような高校で、高校名はあえて言いませんが、詳しい人ならどの高校かすぐに分かると思います。もしかしたら今後どこかでぽろっと言ってしまうかもしれません。が、今回はあくまで京大の合格体験記なので、高校受験については軽くしか触れません。

中学校1年の冬に友達の影響もあって関西で一番くらいに合格実績の高い塾に入り、3年生の始まりくらいからその高校を意識し始め、塾にほぼ毎日通いながら、連日熱心な指導を受けて辛い思いをしながら勉強を続けていました。それで成績は割と順調に上がり続け、志望校の受験者の中でもかなり上位の部門に食い込むことができ、3年生に入ってからの模試もほぼA判定。割と自身をもって当日に臨むことができました。

そして、試験本番も納得のいく出来で、無事合格。合格日に点数が公開されたのですが、400点満点中290点ほどだったと思います。合格最低点が例年200点ちょっとだと聞いていたので、そこそこ上位にはいたのかなと思います。受験直後に自分が心の中で思っていたことは、「唯一の後悔は勉強しすぎたこと」でした。

ここまで読むと、ちょっとうざいくらい順調に行き過ぎた高校受験でしたが、ご安心ください。これから話す大学受験はそんな簡単に思い通りにはいきませんでした。高校受験も高校受験でそれなりに苦労はありましたが、大学受験はそれよりももっと長く、大変な道のり、違う苦しみがありました。

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