Jack Ueda

競馬好きのアラフォーサラリーマンです。 マイペースにちょくちょく投稿できればと思ってい…

Jack Ueda

競馬好きのアラフォーサラリーマンです。 マイペースにちょくちょく投稿できればと思っています。 宜しくお願いします

最近の記事

菊花賞・雑感

 ある意味「独り舞台」観たかのよう  レースを観戦した観客の心境を察するのは愚問  菊花賞史に残るパフォーマンスを残したドゥレッツァ、父ドゥラメンテの早逝が改めて惜しまれる  スタートで大方の予想通りに赤帽の2騎、パクスオトマニカとリビアングラスが先頭・2番手と思われた矢先、桃色帽が忍び寄る、それがドゥレッツァ、大外枠の不利を考慮してとはいえまさかの逃げにどよめく場内、スタンド前の予想隊列とは大きく異なる、ダービー馬タスティエーラは中団で脚を溜め、それをマークする皐月賞

    • 富士S・雑感

       マイル女王ソングラインが米BCマイルの参戦が正式発表となり、混戦に拍車かかったマイル戦線、その女王の後塵を拝した実績馬たち、その他気鋭たちが睨む、秋の「淀一哩大戦」、富士の映え、西日の陽光を背に受けた12頭  1番ユニコーンライオンが九分九厘先手という大方の予想で幕開け、というシナリオを覆し、大外から3歳馬ダノンタッチダウンの逃げ、やはり「策士」横山典弘、出端をくじいたアドリブ、2番手にユニコーンライオンと長期ブランクから復帰のステラヴェローチェ、その後ろに2番人気の上り

      • 菊花賞・出走有力馬分析

        ・ソールオリエンス  セントライト記念2着、前哨戦にしては十分の内容、課題であった手前の切り替えも改善はされていた、血統面では彼の兄に2020年の富士ステークスを制し、2021年、2022年のドバイターフで好走したヴァンドギャルドがおり、その他兄弟も好走戦績はマイル以下でのもの、長距離向きではないのは明白も、スラリ脚長で体型的にはこなせる額面、ダービーで詰めを欠いた内容からも脚を溜めてこそのタイプ、勝負どころの坂の下りでの脚の使い方がカギか、リニューアル後の京都はこの坂の下り

        • 秋華賞・雑感

           「1.1倍」、三冠すらも通過点という実況が記憶に新しい2018年に牝馬三冠を達成したアーモンドアイ、その時のオッズは「1.2倍」、2020年に無敗で牝馬三冠を達成したデアリングタクトは「1.4倍」、日本競馬歴代の女傑を上回る期待の数字、視線、リバティアイランドと川田将雅、476㌔、10㌔増え成長した世代の主演女優、寸分の隙はない、無に徹する鞍上、曇天から戻った陽光を背に幕開く   逃げると思われたコンクシェルは行く素振りなし、好発決めた実力馬コナコーストが先手、後続は集団

        菊花賞・雑感

          府中牝馬S・雑感

           エリザベス女王杯を睨むもの、マイルCSを睨むもの、今後の高みを望むもの、13頭13通りの視線、71回目、伝統の「府中牝馬の記」  先手不在の中で、首を上げ、折り合い苦戦が複数頭いるなか、ひと際一気呵成の行きっぷり、1番人気ディヴィーナがまさかの逃げ、少々どよめく場内、先手に立っても、折り合いの労苦は続く  2番手にコスタボニータ、ルージュスティリア、アンドヴァラナウトと続き、シンリョクカは中団、プレサージュリフトとルージュエヴァイユは後方で決め手を磨く  1000㍍通

          府中牝馬S・雑感

          京都大賞典・雑感

           未明から続いた雨、開幕週、水捌け良しの京都芝も天候には敵わず、重馬場のまま迎えた西の古馬前哨戦、最終便  好発を決めたボッケリーニ、外からアフリカンゴールドとアイアンバローズの2騎が先頭、2番手、間からプラダリアが3番手に上がったところにアクシデント、ディープボンドが立ち上がる不利で後方に、早々に大きな誤算、人気どころは好位から中団で密集、ボッケリーニ・ヒートオンビート・ブローザホーンが牽制の体、ヴェラアズールは後方3番手で睨みを利かす  1000㍍通過61秒6、スロー

          京都大賞典・雑感

          毎日王冠・雑感

           昨日は一騎打ちムード、毎日王冠は三つ巴の様相、マイル女王ソングライン、古豪シュネルマイスター、重賞初制覇のエプソムカップから揚々の参戦ジャスティンカフェ、これに3歳勢2騎、他勢がどれだけ迫れるかという考察、号砲鳴る15時45分  ウインカーネリアンが好発から逃げの手、大物切りを試みた三浦皇成、バビットは2番手に控える、3番手のエエヤンは折り合いを欠き、マイル女王ソングラインも初距離で折り合い苦戦、想像以上の戸惑い、その内のエルトンバローズはスムーズ、シュネルマイスターは後

          毎日王冠・雑感

          サウジアラビアロイヤルC・雑感

           一騎打ちの様相、ボンドガール(1.4倍)、シュトラウス(2.8倍) 東京マイルの新馬戦で好内容の2騎、良血馬、話題性も相まり、特にボンドガールの新馬戦に出走した彼女を除く10頭中5頭が勝ち上がり、うち2頭が既に2勝をマーク、彼女の真価の内は……という期待感、付け入る隙は微細、名立たる女傑の立身出世を思い描いた観衆の視線、向こう正面のゲートは開いた。  早速のどよめきと悲鳴、人気の2騎はスタートひと息で後方からの誤算、先手はレーヴジーニアル、母はGⅠ馬レッドリヴェールの良血

          サウジアラビアロイヤルC・雑感

          スプリンターズS・雑感

          ここ数年、競馬界のスプリント路線は確固たる「主」がいない、「主」がいたこの路線の近年だと、16~17年と本競走を連覇したレッドファルクスもいるが、「主」的な強さを見せていた、という意味合いではロードカナロアまで遡ることになる 「世界のロ~ドカナロア~!!」という印象的名台詞から、もう10年の月日がたつ、スプリンターズS、香港スプリント連覇、そして種牡馬として、女傑アーモンドアイも輩出した 「カナロア」はハワイ神話に伝わる海神、ハワイ四大神の一つで烏賊か蛸の姿をし、魔法・呪

          スプリンターズS・雑感

          シリウスS・雑感

           前半1000㍍62秒4、先行馬有利の阪神ダート2000㍍で超が付くスローペースをサンマルレジェンドが引っ張るなか、後続が前を窺う動きを見せるが先行勢のの余力は十分すぎる、3コーナーで促した3番手追走のアイコンテーラーの手応えは唸るほど、その後ろにいたハギノアレグリアスも同様、道中アイコンの内にいたヴァンヤールも良い手応え  直線で早めスパートのアイコンテーラーが突き放しにかかる、ヴァンヤールも追うが置かれだす、その外に持ち出したハギノアレグリアス、58.5㌔の斤量を微塵も

          シリウスS・雑感

          神戸新聞杯・雑感

          大接戦だった今年の東京優駿、先週のソールオリエンスの敗戦  確固たる主役不在が露になった佳境の牡馬クラシック戦線、トライアル最終便も支持が割れる  好発から自然な先手となった実績馬ファントムシーフ、武豊騎手は逆らわずの手綱、シーズンリッチ、サヴォーナ、ナイトインロンドンが先行グループ、サトノグランツが中団内、その外の一番人気ハーツコンチェルトは少々折り合いを欠く、1000㍍通過61秒2、残り800㍍から急加速、さすがのスピードのファントムシーフ、後続は追走に少々手古摺る、

          神戸新聞杯・雑感

          オールカマー・雑感

           3連勝、重賞2連勝で完全本格化を示したローシャムパーク    復権を賭けた逃走を試みるタイトルホルダー、1000㍍通過61秒2のスローペース、逃がすまいと追走する2番手以降をよそに、彼は好位グループの一番後ろで構える。資質、素質は一級品、素質と体質が噛み合わない、特に腰の筋肉が付かず、なかなか体質強化が出来ず出世が遅れることになった。これが噛み合い始めたのが今年の夏至過ぎ、筋肉がつき、調教本数が格段に増えた。心身の成長が目覚ましかった。それを示した前走の函館記念、ステッキ2

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          セントライト記念・雑感

           2022年11月13日以来の再会  かたやクラシックホース、かたや2勝クラスの身  大舞台を前にした腕試し  ソールオリエンス、レーベンスティール  2頭だけの世界観が動き出す  スタートから2歳王者ドゥラエレーデが積極策、逃げて3連勝のウィズユアドリームは控える、グリューネグリーン、コレオグラファーと続き、レーベンスティールは手綱を絞って好位内、ソールオリエンスは中団外で好機を窺う。1000㍍通過60秒1の平均ラップもさらに隊列が詰まる、3~4コーナー中盤からペー

          セントライト記念・雑感

          ローズS・雑感

           なんとも高い、今年の牙城  差し馬圧倒的不利のコースバイアスを跳ね除けた桜花賞、正攻法で他馬に絶望的な差をつけたオークス、”才女”リバティアイランド攻略は難を極める。それでも希望は捨ててなるものか、ひと夏の経験・成長を糧に大一番を前に用意された、阪神の薔薇の舞台に集った17頭  ユリーシャが先手を奪う、逃げて連勝のコンクシェルは行けずの4番手、その内にソーダズリング、その後ろにラヴェルと実績馬は好位を固める。一番人気のブレイディヴェーグはスタートの出負けもあり、後方に構

          ローズS・雑感

          新潟記念・雑感

           気温32度、大いに残暑、夏のオーラスに集う盛況の越後路 日本一のワンターン、秋への脚どりを確かにしたい14頭、それは大舞台なのか、裏舞台なのか、約2分後の未来像  スタートでサリエラ、インプレスはいつもの出負け、先行馬不在、大方の予想を裏切るフラーズダルムの先手、策士・松岡正海が腹を括る。サトノルークス、ブラヴァスが2、3番手で進み、逃げと思われたバラジが中団、騎手の思惑面白き、サリエラも中団まで押し上げ、ノッキングポイント、プラダリア、マイネルウィルトスは彼女の1・2歩

          新潟記念・雑感

          札幌記念・雑感

           未明に降ったスコール、昨日までの先行有利の芝から様相一変、芝が掘れ、時を追うごとに外、差し有利の馬場に変化、走破時計も徐々に掛かりだす。攻略がさらに難航した状況下で鳴り響いた、59回目のファンファーレ  スタートからジャックドールと武豊騎手は行く気なし、大外のユニコーンライオンが出方を窺う。ブリンカー着用で行く気全開、真ん中のアフリカンゴールドも先行策、国分兄弟が後続を誘導する。3番手にウインマリリン、ジャックドールはその3頭を見る形で4番手もやや行きたがる。ダノンベルー

          札幌記念・雑感