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人と一緒に喜ぶための経験

訳あって、昨日まで、たくさんの初めて合う人と話をする機会が久しぶりにあった。HSP・エンパス・INFP型にとって、たくさんの人と話すのはものすごく疲れるし、燃え尽き症候群みたいな感じになったり・適応障害になった前後も、人と話すことをかなり避けてしまっていたが、恐らく「回復期」に入ったのか、平日の昼間に話せる人がほとんどいないため、話せる友達に飢えてしまっていた。
単にその飢えが満たされただけなのかもわからないが、今回は単に疲れただけでなく、次に繋がるイメージや前向きなエネルギーをもらえた気がする。もちろん、今日は殆どの時間家でぐったりして過ごしていた。ただ、なかなか寝れなかったこれまでのもやもやはかなりどこかへ消え、昨晩は久しぶりにぐっすり寝た。

特に初対面で話す人に対しては、その人が不快な思いをすることがないように、できる限り話しかけたりすることも多く、そのせいでぐったり疲れてしまうことも多い。しかし今回は、今までの「自分のための休養」期間で、自分の為を考える癖もついたからか、「自分と周りの人達がそれぞれ喜べるため」に努力する方向にエネルギーを使えたことにあると思う。ある意味人と話すことに対する「飢え」もそれに一役買ったのかも知れないが、今回は本当に久しぶりに楽しい時間を過ごすことができた。
思えば昔から、私は一人ぼっちで遊ぶことも多かったが、友達が少なかったり、みんなと遊ぶことが全然ないわけではなかった。中高は部活に捧げ、たくさん同士と絡んだし、大学生になってからも色々なコミュニティに飛び込んだ記憶がある。「INFP」というレッテルからはある意味考えにくいのではないかと思っている。もちろん、他にも果敢に環境に飛び込んでいくINFPも多いだろう。しかし、精神疾患のせいもあったりすると思うが、自分が「冒険好き」な一面があることを長らく忘れて、自覚できずにいたのである。精神疾患に悩まされたりしたとき、自分の原因を探すためにありとあらゆるレッテルを貼ってしまい、それに合わせた行動を取りすぎてしまっていたように思う。
自分はかなり回復が進んできているので、少しずつではあるが、「本当に楽しめる活動」を取り戻せる気がしている。
昨今は「ソロ充」「ソロ活」ブームだと思っているし、精神疾患ブームにより、そもそも人と会わなくなったり、自分と会わないタイプを積極的に避けすぎる方向が強いと思う。が、もちろん症状が強いときは治療に専念すべきだと思うが、一生そのままではない。自分は「孤独」が向いている、ネットだけの関係が良い、という人はもう何度か自分に問いただしたほうがいいのではないだろうか。自分が求めている充実がそこにあるのか。人間の社会性はかなり高いと思っていて、その交流の仕方は様々であれ、様々な人と「交流」があったほうが充実していくものではないだろうか。
あくまでも一意見ではあるが、ソロブームが行き過ぎないことを望みたい。

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