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続・オンライン当事者会について

オンライン当事者会について、以前書いたエントリーがあるのですが。

実はこれを書いた後、3ヶ月ほど体調が悪くて、オンライン当事者会はお休みさせていただきました。なので「こんなんやってます」みたいな記事は、もう二度と書かない方がよいのかも(涙目)という気持ちになりましたが、現在再開して丸1年かな?
今日はオンラインの語り合いの良い点もあるけど、残念な点を書いてみようと思います。

オンラインの語り合いの良い点
・自分のペースで参加できる
ちょっと聞いていて自分はしんどいなという話の時は、席を立ったり、画面オフにできる。好きな飲み物をのみながら、ゆったり参加できる。
・リスナー参加ができる
当事者会に参加したことがない人は当事者会ってどういうものなの?魔界?みたいに思っているかもしれませんが、リスナー参加といって、話し合いに入らずに、どんな感じかを体験できるし、気になることはチャットしてもらってOKにしています。
・当日あまり人が集まらなくても気にしない(気にならない)
お部屋を予約したり、部屋代を払っているわけではないので、少ない人数でもマイナス精算にはならない。(Zoomのビジネスアカウントを使用していますが、他の仕事でも使用していて、年間契約料を経費として確定申告)
・全国から、世界から参加できる
主催者側も出張先からでも開催できるし、参加者の住む地域も色々。

オンラインの語り合いの残念な点は
・中央集権的になってしまう

参加者同士でワイワイっていう感じになりにくい…。主催者が話を振って、それに答えていただくような流れになりがち。
・通じているようで、通じていない感はある
お互い顔だけ(顔出しなしもOKだけど)しかわからないので、お互いのサイズ感とか、微妙な雰囲気とか、自他の発言がほかの人にどう響いているか「場」の雰囲気がわかりづらく、通じているようで通じていない感もあり。
・参加アンケートの回収率の低さ
これは普通の講座でもそうだけれど、参加アンケートで今後話し合いたいことや改善点などをフィードバックしてもらいたいけれど、「終わったら終わり」になりやすいので、アンケートを書いていただくハードルは高い。
(なので、「お布施」だと思って書いて下さいとお伝えしています)

というところかなぁ…と思っています。
私は雑談が苦手なので、余計に「中央集権的」になってしまうのかも?
でも、そういう自分なのだから、そういう自分なりにやるしかない。

通じているようで通じていないというのは、相手側の色々な事情(物理的・心理的)もあるため、自分ではコントロールできない部分でもあり。
そういう部分は、オフラインで、顔を寄せ合って話し合える空間では、まだその不全感は少なく感じているので、オフラインの良さと考えています。
オフラインの会では、会の大きなコミュニケーションと隣の人とや離れている人とのアイコンタクトなどのコミュニケーションとが同時に成り立つような良さがありますね。「しょーもないこと」も言いやすいです笑。

小学生時代から、人間関係でつまづきがあったので、離人症じゃないけれど、人とあまり話すのは得意じゃないと思っていました。
自分も傷つきたくないし、他人を傷つけたくない、みたいな。
「他人とかかわると、自他共に傷つく」という考え方。
でも、他人の目は気になりつつも、色々な人から話を聞くことで、認識や考え方が変化し、自分で自分に対して気になっていたところが対処できたり、前に進むこともあります。

私の場合は「こんな自分だけど、それで生きていくしかないじゃん!」みたいな良い意味の開き直りができて、服もほぼハンガーにかける仕組みにしたりと、具体的で実現可能な「対処」を考えるようになれたのが大きいです。

ずーっと「片づけられない自分→でもやる気が出ればできる→なかなかやる気は出ない→思考停止→自分を責める→でもいつかできるかも or 片づけグッズや片づけ本は買ってみる→やる気は出ないまま→自分を責める」の無限ループだったので。

当事者会で「モノが捨てられない話」から「メルカリ」を勧められ、本を皮切りに、服・推し活グッズなどを売りに出せるようにもなりました。

ただ、まだイマイチ「人との距離感」がよくわからなくて、オフライン会でも、「帰りにみんなでお茶でも」と思っても、「誰まで誘うのか?」がよく分からないし、「全員来るのであれば会の延長じゃん?それはしんどいなぁ」という感じで混乱してしまうので、終了後は「現地解散」にしています。
こういう臆病な私にとっては、オンラインは安全だわーって感じでいます。

…とはいえ、「他人からの評価が気になる」「人間関係=傷つけ合い」みたいなところからは、徐々にですが、距離を置けるようにもなりました。
「他人からの評価が気になる」「人間関係=傷つけ合い」という考えで、しんどい人には、「他人との境界線を引く」という作業をオススメします。

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