Junko Kohno@もくせい舎

滋賀県で、文章に関わる仕事をしています。天然の素材から手作りした石けんを販売しています…

Junko Kohno@もくせい舎

滋賀県で、文章に関わる仕事をしています。天然の素材から手作りした石けんを販売しています。プロテスタントのクリスチャン。歴史好き、城好きで現在日本100名城、続日本100名城スタンプラリーに挑戦中。その他フラワーアレンジ/ときどき読書/ガンダム好き/プロテスタントのクリスチャン。

マガジン

  • もくせい舎の手作り石けん

    私たちが暮らしの中で当たり前のように使っている石けん。その90%以上が鉱物油や石油が原料の合成洗剤であることをご存知ですか?  灰と油から作られる石けんは1000年も昔からありましたが、これが「神の与えた最高の洗浄料」と呼ばれたのは、たった100年前のことです。手間と時間を惜しまずに作られた石けんには、工業的に作られた製品では決して得られない良さがあります。  もくせい舎「石けんプロジェクト」のミッションは、そんな手作りの石けんを大量生産ではなく少しだけ作り、個性的な品物を求める方にお届けすることです。  このマガジンでは、手作り石けんの良さ、使い心地などをお伝えしていきます。また石けんに限らず「手作り」の楽しさ、豊かさをお分かちします。

  • 旅の寄り道、散歩道

    旅先で立ち寄った、歴史を物語るスポットをご紹介します。

  • 読書録

    これまで読んだ本のご紹介と感想です。オススメもあれば、そうでもないものもアリ…(笑)

  • 東日本大震災から10年の被災地をたずねて

    東日本大震災から10年が経過した2021年11月3日から6日にかけて、東北の太平洋側を訪れました。そのときの記録です。

  • フラワーアレンジ

    フラワーアレンジ(生花・プリザーブドフラワー)の作品集

最近の記事

釜炊きオリーブ石けん・クラシックの販売をスタートしました!

 もくせい舎独自の製法で、オリーブオイル100%で作り上げる「釜炊きオリーブ石けん」。その製法をさらに進化させて作り上げた「釜炊きオリーブ石けん・クラシック」の販売をスタートしました。 オリーブオイル由来の石けんは、肌にやさしく低刺激でありながら高い洗浄力を持っている反面、泡立ちが今ひとつであるため、マルセイユ石けんなどでは、泡立ちがよくなるココナッツ油やパーム油が配合されています。しかし、ココナッツ油やパーム油は泡立ちはよいものの洗浄力はそれほどではなく、やや刺激が強いと

    • 廃校の桜と御湯神社/鳥取県岩美町

       3月30日、鳥取県岩美町にある岩井温泉を訪れました。頭に手拭いをのせ、上から湯をかぶるという風習が伝わることから、別名「ゆかむり温泉」と呼ばれています。源泉掛け流しの共同浴場と温泉宿が2軒という、こじんまりした温泉ですが、その歴史は古く、玉造温泉や城崎温泉など、長い歴史を誇る名湯の多い山陰地方で最古の温泉ともいわれています。  6時に開く町の共同浴場で朝風呂を楽しんだあと、カーナビの地図でふと目に止まった「御湯神社」に立ち寄ってみました。  神社の参道に車を乗り入れると

      • 父が逝去しました

         さる2023年1月25日朝、かねてからがん療養中だった父が亡くなりました。83歳でした。  胃がんの告知を受けたのが昨年4月、開腹手術で腹膜に転移し播種となっていることがわかり、手術で取り切るのは不可として、そのままお腹を閉じました。抗がん剤治療を試みましたが、体調を崩して寝込んでしまい、これでは生きていても、ただ苦しみながら衰えていくだけで、人生の最後の時期のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)の維持はまったく見込めない、という判断から、父は治療をやめ、がんとともに生きて

        • お米づくしの石けん「純米石けん 穣」の販売をスタートしました!

           エントリーラインの新商品として、100%米油の「純米石けん・穣(みのる)」を発売しました。石けんとして優れた特性のある米油に加え、米ぬかを発酵させた米ぬかエキスを加えた、お求めやすい価格の新型石けんです。  米油から作った石けんは、とても肌触りがなめらかで、添加オイルを加えずともしっとりと肌をつつむ保湿感が残ります。発酵させた米ぬかは、もくせい舎の地元・滋賀県産の米からとったもの。発酵エキスを加えているので、石けんそのものにスクラブ感はなく、とても使い心地よく仕上がってい

        釜炊きオリーブ石けん・クラシックの販売をスタートしました!

        マガジン

        • もくせい舎の手作り石けん
          63本
        • 旅の寄り道、散歩道
          8本
        • 読書録
          58本
        • 東日本大震災から10年の被災地をたずねて
          9本
        • フラワーアレンジ
          65本
        • 徒然なるままに聖書をひらいて
          10本

        記事

          クジラの油で石けんを?!

           先日、知り合いから古い石けんをたくさんいただきました。年末に掃除をした際、押入れの奥から、いつのものだかわからない、古い石けんが大量に出てきたので、もし再利用できるなら使ってほしい、と譲ってくださったのです。  いただいたのは、花王の「ホワイト」。調べていると、現在もパッケージを変えて販売されているようです。パッケージを見ると、「クリームみたいな泡立ち」がウリの石けんだったことが伺えます。おそらく40年ぐらい前のものと見受けられましたが、入っている香料の匂いがきつく、開封

          クジラの油で石けんを?!

          プレミアム石けんをセットでお届け!

          あけましておめでとうございます。 今年もどうぞよろしくお願いいたします。  もくせい舎では、独自に研究した製法で、オリーブオイル100%の石けんを製作しています。きめ細かな泡が肌にやさしい、最上級の石けん「釜炊きオリーブ石けん」です。  そんなプレミアムな石けんを、お買い求めやすいセットにしてお届けすることになりました。 【数量限定・4個セット】オリーブ100%の石けん4種セット  オリーブオイル100%で作った石けん、4個セットです。8セットの数量限定品です。  「

          プレミアム石けんをセットでお届け!

          手作り石けんだけど、泡立ちを良くしています!

           手作り石けんの定番、マルセイユ石けん。もともと興味のあった方は、自分で作ったり、手作り石けん教室で作り方を教えてもらったり、あるいは販売されているのものを購入して使ってみたりしたことがあるのではないでしょうか。でも、思ったより良くなかった、という人も、結構多いと思います。泡立ちがよくない、ということがあるからです。  マルセイユ石けんをはじめとする、コールドプロセス製法の石けんは、オリーブオイルを主成分として作られていますが、オリーブオイルが含有する脂肪酸、オレイン酸は鹸

          手作り石けんだけど、泡立ちを良くしています!

          秋に向けて、おすすめの石けん(3)

           酷暑の夏も終わりに近づき、夜になると涼風が感じられるようになってきました。これから季節の変わり目、お肌の方は、ターンオーバーの時期を迎えたり、乾燥気味になってカサカサするようになったり、変調が出てくる時期でもあります。 そんなときにおすすめの石けんを、いくつかピックアップしてご紹介しましょう。  今日ご紹介するのは「リミテッドソープ・金木犀」です。  秋に心地よい芳香を放つ小さな花を咲かせる金木犀。その花を漬け込んだオイルを配合した、コールドプロセス製法の石けんです

          秋に向けて、おすすめの石けん(3)

          石けんシャンプーについてのQ&A

           先日BASE店にて、石けんシャンプーについてよい質問をいただきましたので、記事として取り上げさせていただきます。 Q . どの石けんがシャンプーに使えますか?  もくせい舎の石けんはどの石けんもシャンプーに使えます。ですが、皮質に対する効果については違いがあります。おじゃるシャンプーは元のレシピも頭皮のケアを最優先に作られたもので、元々あまり泡立ちません。  このシャンプーについては長い髪の方には髪がベタつく、ゴワゴワするという感想がありますが、多くは初期症状で使い続

          石けんシャンプーについてのQ&A

          秋に向けて、おすすめの石けん(2)

          酷暑の夏も終わりに近づき、夜になると涼風が感じられるようになってきました。これから季節の変わり目、お肌の方は、ターンオーバーの時期を迎えたり、乾燥気味になってカサカサするようになったり、変調が出てくる時期でもあります。  そんなときにおすすめの石けんを、いくつかピックアップしてご紹介しましょう。  今日ご紹介するのは「サンシャインバー」です。  夏の終わり、お肌は夏の間に浴びた紫外線による日焼け、いつもよりたくさんの皮脂や汗を分泌したことでダメージを受けている、といわれて

          秋に向けて、おすすめの石けん(2)

          秋に向けて、おすすめの石けん(1)

           酷暑の夏も終わりに近づき、夜になると涼風が感じられるようになってきました。これから季節の変わり目、お肌の方は、ターンオーバーの時期を迎えたり、乾燥気味になってカサカサするようになったり、変調が出てくる時期でもあります。  そんなときにおすすめの石けんを、いくつかピックアップしてご紹介しましょう。  今日ご紹介するのは「リミテッドソープ」レモンピールです。  天日干ししたレモンの果皮を、保湿性のすぐれたアーモンドオイルとオリーブオイルのブレンド油にじっくり14週間漬け込

          秋に向けて、おすすめの石けん(1)

          新たなネットショプを開設しました!

           もくせい舎では、ショッピングカートを廃止し現在ホームページからLINE・メールにてご注文をいただく方式で販売していますが、これは代金+送料を銀行振込していただく形で、手続きがやや煩雑になります。  そこで新たに、各種クレジットカード・キャッシュレス決済がお使いいただけるネットショップを、BASEのシステムを利用して開設しました。 こちらでは、全商品とも、追加の送料なしに、表示価格のみで購入いただくことができるようになっています。ただし、決済手数料等が必要なため、もくせい

          新たなネットショプを開設しました!

          真空パックの効用

           もくせい舎では、手作りした石けんを自然乾燥で1ヶ月間おいて熟成させると、真空パックで包装し保管しています。それには理由があります。  コールドプロセス製法の石けんは、天然油脂を用いており、鹸化(化学反応により油脂が石けんになること)しきれなかった油が残って保湿成分となるところに特徴があります。それが石けんの持ち味になるのですが、一方で、油は空気にさらされると次第に酸化し、独特の酸化臭を放つようになります。長く置いた石けんはよく熟成しとてもまろやかな使い心地になるのですが、

          真空パックの効用

          「香り」の功罪

           もくせい舎で手作り石けんを作り始めるようになり、洗顔や入浴、洗髪はもちろんですが、食器洗いや洗濯にも、石けんを使うようになりました。食器洗い用の液体石けんは「手肌にやさしいオリーブ100液体石けん」としてネットショップで販売していますが、洗濯用の粉石けんは、家庭からでる廃油を材料に作っています。  ちなみに粉石けんは冷水でやや溶けづらいという難点はあるものの(洗濯には風呂の残り湯を使っている)、洗浄力は合成洗剤よりも高く、室内干しでも嫌な匂いがつきません。今の流行りでいえ

          もくせい舎のネット販売方法を一部変更します

           もくせい舎では、現在「LINE」による受注、「カラーミーショップ」のショッピングカートを用いたネット通販と、ハンドメイド通販サイトminneでの販売で、商品を皆様にお届けしています。 このうち、「カラーミーショップ」のショッピングカート通販を、今年7末をもって廃止し、もくせい舎ホームページからメールで直接、ご注文をお受けする販売方法に変更することにしました。  今後は、以下の3通りの方法で、ネット販売していきたいと考えています。 (1)もくせい舎ホームページからメー

          もくせい舎のネット販売方法を一部変更します

          5月の新作、登場しました!

          もくせい舎の手作り石けん、5月の新作が登場しました。 一つ目は「リミテッドソープ・桜」です。 桜の花を漬け込んだグレープシードオイルとアルガンオイルを配合した、コールドプロセス製法の石けんです。桜をイメージした香油で香りをつけました。春らしい香りと肌にやさしい泡立ちをお楽しみください。 二つ目は、もくせい舎初の透明石けん「オリーブクリア」です。 オリーブオイル45%の石けんから作った、クリアソープです。オリーブオイルのしずくのような、透明感のある石けんに仕上げました。

          5月の新作、登場しました!