見出し画像

OH!へんろ。親子の88か所巡り(3番札所):亀光山金泉寺(徳島県)

子どもたちと決めたお遍路ルールは一つ。納経所で御朱印をいただくのはと息子の役割ということ。ちゃんと挨拶をして、御朱印をお願いし、最後はしっかり御礼をする、です。

画像1

はじめに

お遍路に行くと、自然と人々とあいさつを交わします。そして、ちょっとした待合の時間に会話がはずみます。

深く立ち入らず、その場の会話を楽しむ。そうした空気が心地よく感じます。

御詠歌:

極楽の宝の池を思ただ 黄金の泉すみたたえる

本尊:

釈迦如来

創建:

天平年間(729〜749)

真言:

のうまく さんまんだ ぼだなん ばく

歴史:

聖武天皇(在位724〜49)の勅願により「金光明寺」が建立されたそうです。弘仁年間(810〜24)に弘法大師が四国を巡教された際、村人が日照りに苦しんでいるのを見てここに井戸を掘りました。この井戸は「長寿をもたらす黄金の井戸」とされ、寺名を「金泉寺」と改めたとのことです。
源平合戦(元暦2年=1185)時に、源義経が屋島に向かう途中に金泉寺に立ち寄り、戦勝開運の祈願をしたと『源平盛衰記』に伝えられていそうです。境内にある弁慶石は、義経が弁慶の力試しに使ったとされています。

画像2

寺社は良いですね。信心うんぬんよりも、人々が大切に受け継いできた考えや場所に丁寧さが宿っているのを感じます。

画像3

アクセス

〒779-0105 徳島県板野郡板野町大寺字亀山下66

駐車場

あり。無料。

画像6

ランチ情報

「王王軒」のこってり癖のある徳島ラーメンを食べて帰りましょう。

画像5

画像4



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?