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実家のお風呂はこんなに広かったのか

ゴールデンウイークに久しぶりに実家に帰りました。

上京してから数が月が経過し一人暮らしに板がついてきたころです。

新幹線から見える懐かしい町の光景、降りて歩く学生時代によく使っていた駅の雰囲気、そして扉を開けると慣れ親しんだ家族の顔がありました。

長旅で疲れた夜に実家のお風呂に入った時に、ふとあることに気が付きました。

それは、「脚を伸ばしてもまだ壁につかない」ということです。

上京をして借りたアパートは上京したての若者が借りることができる家賃の中では部屋が広いところでした。

ただ、お風呂は三角座りをしないと体が入らないような大きさでした。

一人暮らしをするのであれば特にそれで困ることはありませんが、実家に帰ってきたときに今まで特に意識していなかった実家のお風呂の大きさを実感すことになりました。

その後リビングでくつろごうと椅子に腰かけると、「あれ、実家のリビングってこんなに横にも広いんだ」ということをまたしても感じさせられました。

実家暮らしをしていた時、町の中にあるさらに大きな家を見てはああいう大きな家に住んでみたいと思っていましたが、ひとたび地元を離れてみると「自分はなんて幸せ者だったのだろう」と考えられるようになり成長を感じています。


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