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【心の護身術】インターネットは巨大な酒場である

どうして傷ついてしまっているんだろう・・・

みなさんはSNSを利用していてこう感じたことはありませんか?

私がインターネットを利用していて最近感じていることは、「インターネットは巨大な酒場である」ということです。


ネットの言葉は本当に正しいのか?

近年、インターネットによる誹謗中傷が社会問題になっています。恋愛リアリティショー番組の出演者が誹謗中傷を受けて自ら命を絶ち、連日ニュースに取り上げられました。
総務省も誹謗中傷に対する注意喚起動画を掲載していますし、国会でも罰則強化が決定されたりとインターネット上の言葉が確実に人々に影響を与えています。(本文後のURLをご覧ください)

私自身も動画のコメント欄やSNSのリプライ欄の中に攻撃的な言葉がいくつも並んでいるのを見て「一体どうしてそこまで必死になって人のことをけなせるのだろうか」と思ったことが一度や二度ではありません。

こうした情勢を見ていると、「インターネットにある言葉は本当に信頼に値するものなのか、それが世論を動かすほどに確かなものなのか」という疑念が私の中で渦巻き、納得できずにいました。

なので、「ネット上の言葉はお酒を飲んでいる友人の話」だととらえることにしました。

その人、酔っぱらっているかもよ?

そもそも、その言葉を書き込んだ人がどのような人物であるかは確かめることが難しいです。ましてや、その時本当にその言葉どうりの感情を抱いていたのか、その感情を今でも抱き続けているのか検証しようがありません。
そんな様々なことが確認できない不確かな言葉に逐一振り回されるのはなんだかもったいないなと感じてしまいます。

人間の脳はネガティブな情報を優先的に集めて危険を回避し今日まで生き延びてきました。そのため、ネガティブな言葉が温かい言葉よりも深く記憶に刻まれてしまうのは仕方のないことです。

ただ、今日の社会は生き延びるためには必要のないネガティブな情報が増えすぎました。

いちいちそれらを真に受けてしまっていたら、とても身が持ちません。そうした情報から身を守る方法としても「ネット上の言葉はお酒を飲んでいる友人の話」としてとらえることを私は改めておすすめします。

酔いが回っているうえでの発言だと考えると、真剣な顔をして言われていると思っているときよりも、めちゃくちゃな発言が出てもしょうがないよなとちょっとした心のゆとりを持つことができるのではないでしょうか。

そして、そうした人たちが集まって巨大な酒場になっているのが今のインターネットだと考えています。

インターネットを航海するお守り

感情が大きく揺さぶられるような情報を見ても「酔っ払いが大きな声でなんか騒いでいるぞ」とワンクッション置いた思考がこの荒波が立ちまくっているインターネットを航海するお守りになってくれるかもしれません。

↓総務省 SNS等での誹謗中傷対策 | 安心・安全なインターネット利用ガイド


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