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夢中。

最近、私がよく聞く曲の1つ、ケツメイシさんの『夢中』という曲の歌詞の中に、

「上手くいかないことが普通で 上手くいくまでやれば夢中で」

というワンフレーズがあります。

本当に、ソフトボールは、上手くいかないことが多い。。。意味わかんないくらいに上手くいかなくて、その例を挙げたら、キリがない。。。

そんなもんです、全ての物事が、きっと。

でも、そのあとの行動は、自分次第で、
そのまま泣き寝入りするのもよし。
周りのせいにするのもよし。
諦めるもよし。

ただ、諦めずに頑張り続けることだって自由だし、周りの目を気にせず、気の赴くままに、自分のペースで走り続けることもできるのかな、と私は思います。

そして、きっとそれが、自分にとって、“夢中”になっている瞬間なのかもしれないな、とも思います。

今日、このチームとしての“終わり”を迎えた、後輩達へ。

私は、みんなとの練習が、楽しくて楽しくて、
そして、めちゃめちゃ楽しかったです。

まず、最初に、お礼を言わせてください。
本当にありがとう。

この前の練習で、他のコーチが

なんでみんなは、練習に来ているのか?
なんでみんなは、明日試合に行くのか?
そうやって、なんで?なんで?を突き詰めていくと、最後に残るのは感情だと思う

っていう話をしていました。

「なんで?」の疑問をぶつけられた時に、パッと最初に出てくる回答が、
歳を重ねるにつれ、理論的な、いかにも“それっぽい”言葉が出てきてしまう、、、ようになっていく気がします。知らず知らずのうちに。

じゃあ、私は、

なんで、みんなの練習に、試合に、足を運び続けていたのか?

たぶん、これを突き詰めていくと、
「楽しいから」という、最高にポジティブな感情に帰着します。

みんなにとっては、どんなソフトボールシーズンでしたか?
自分自身、成長できましたか?
夢中でソフトボールができましたか?
楽しかったですか?

話は変わりますが、ある選手と、
“選手の評価軸は何か?”について、話をしたことがありました。

それはもちろん、バッティングの上手さ/守備の上手さ でしょう。
でも、この“上手さ”は、非常に漠然としていて、
陸上競技や競泳みたいに、タイムが出るわけじゃないから、圧倒的に結果を出している人以外は、正直、見ている人の主観、そして好みだと、私は思っています。

だからこそ。
「出していく」ことは非常に大切で、
自分の良さを他人にアピールしたり、
自分はこんな選手だ!こんな強みがあるんだ!
と伝えていくことは、必要かもしれません。

ある日の練習後のミーティングで、私が
“諦めないこと“と“勘違いさせること”の話をしたとき、そのミーティング直後に、

「話し方とか内容とか含めて、スピーチ、いつもほんとに勉強になります。」と言ってもらったことがありました。

“コーチ陣がコメントを求められるから話す”、というだけの、たった数十秒(たまに数分?)の時間であるにも関わらず、彼女が私のそれを、“スピーチ”と表現したのは、とても面白く印象的でしたが、
今思えば、これは「出せていた」からこそ、のような気もします。笑

Life goes on.
人生は、どんなことがあっても続いていきます。

これからの人生、自分なりに、色んなことに意味を見出していきながら、自分を作り、そして、自分を出していってください。

何をしても上手くいかない日もあるだろうし、
どうしようもない時もやってくるだろうし、、、。

でもそのときに、いかに踏ん張り続けられるか、
自分らしくあり続けらるかが、大切だと私は思っています。

まだまだ大学ソフトボール人生が続く選手、
新たなフィールドで頑張っていくであろう選手、

みんながこれから歩んでいく道で、
今以上に夢中になって、
今以上に、カッコいい人間になっていってください。

私も、負けません!!!

No where, Now here.

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