『勝ち』と『負け』。
ゲームや試合、コンペやコンテスト…。社会では、様々なシーンにおいて、『勝ち』と『負け』が分かれる瞬間が訪れる。
『勝ち』がいい。『勝ち』が善。
『負け』がわるい。『負け』が悪。
とは、全く思わないし、結果が全てではない、と私は考える。
それでも確かなことがあるとするならば、勝てば嬉しいし、負けたら悔しい。
さて、ここで、考えてみたいことがある。
“私は、あるいは、私達は、どうすれば『勝てる』のか”。
これを、論理的に説明することはできるだろうか。
物凄く頑張る、ミスをしない、努力する、、、??
ふと考えてみると、勝つことは、とても不確定なものであることに気づかされる。論理的な説明を試みるも、なかなかに難しい。
しかし。
反対語の『負ける』は、容易に説明ができる。
努力を怠る、向上心を失くす、、、あらゆるマイナス要素が、負けに直結する。
そう考えると、毎日の積み重ね、勝負に向けた準備というのは、『勝つため』というよりは、むしろ、『負けないため』にやっているように、思えてくる。
勝負には、多分も絶対も、ない。
勝負は至ってシンプルで、最後まで負けなかった人/チームが、勝つ。
今の社会的情勢を鑑みると、近いうちは、勝敗を決するようなシーンは訪れないだろう。
それでも敢えて、今回、このタイミングで“勝負”について書き起こしたかったのは、
いつかやって来るであろう“その瞬間”に向けて、今日も何かできることがあるような気がしているからだ。
最高を望みながら、最悪に備える。
そして、その中間にあるものには、驚かない。
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