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かかりの時間

自分科講座にかかりの時間というワークがある。
元々は、よかよか学院のばなな先生が小学校の先生をやっていた時に、クラスで実践していたものだ。

その実践をもとに描かれた絵本がこちらの絵本「教室は小さな宇宙」

読み聞かせ動画はこちら


絵本の内容をかなりざっくり言うと

とある小学校の4年1組の教室で、担任のばなな先生が突然「かかりの時間」というものを始めた。

「かかりの時間」とは
・自分をしあわせにすることをしてください。
・周りをしあわせにすることをしてください。
あとは何をしてもいいという時間。

子どもたちは戸惑いながらも自分と周りをしあわせにすることを始めていく。
「かかりの時間」をやり続けていくうちに、子どもたちは、自分や他者の存在の大切さに気づいていく。
やがて学校イチ仲が悪かったクラスは学校イチ仲の良いクラスへと変わっていく。

相当ざっくりだけど、こんなお話。


話の中でクラスのいろんな子が登場する。
真面目な子、大人しい子、やんちゃな子…etc
あぁいるよね、こういう子って、と思い出す。
自分と登場人物の子と重ね合わせたりもする。
自然と自分の小学校時代を思い出す。

私は冒頭に出てくるかなちゃんと自分とを重ねてしまう。
勉強ができて、先生の言うことを良く聞く所謂優等生の子。
そして頑張り屋さん。

絵本の中でかなちゃんの頑張り屋さんの部分に触れた時、ウルっときてしまう。
何度読んでも。


「周りをしあわせに」ってことは、いつでも誰でも言われ続けてきたことだと思う。
「しあわせにする」まで行かなくとも、周りに迷惑をかけないようにとか、相手の気持ちを考えようとか。

でも「自分をしあわせに」って誰も教えてくれなかった。
それって我儘とか自分勝手みたいな扱いで、寧ろ悪いことのように扱われていたと思う。

だけど、そうじゃない。

「自分と周りをしあわせに」
そう、自分が先。
自分が満たされなければ、周りのことなんて、しあわせにできない。

周りのことを考えることは悪いことじゃない。
でも、それによって自分を置き去りにしてしまうことは、本末転倒。
結果として周りをしあわせにはできない。

絵本を読んでもらうとわかるんだけど、自分のことをしあわせにする過程で周りと関わることで、周りがしあわせになっていく。

逆もまた然り。
周りの人たちがしあわせにしていく過程に自分が関わることで、自分もしあわせになる。

そこにある絶妙な相互関係。
「かかりの時間」はそれを体感できる。
頭で理解するんじゃない。
身体で理解する感覚。
自分自身に生まれた気づきと共に。

わたしたちはみんな
ここでやくわりがあるんだ

その人にしかできない
やくわりがあるんだ

どれも大事で一つでもかけたら
何かが違ってしまうだろう

絵本の中で1番好きなページの言葉。
誰もが大切な存在なんだと、そう教えられてきたし、そんなこと当たり前みたいに思ってる。

でも実際はどうだろう?
そんなふうに自分を扱ってる?
そんなふうに周りを見てる?

教えられたからわかるのではなく、自分が体験して気づいたからこそ、実感として理解できる。
身体で理解するってそういう感覚。

その「かかりの時間」を体験できる講座です。

9月は2回やります。
9/12(日)と9/15(水)です。
お申込みはどちらも上記ストアからできます。

自分をしあわせに、周りをしあわせに。
先ずはあなた自身が体感してみてください。

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