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個性いろいろ①

よかよか学院子ども国語塾

今週は担当の火曜日に加えて、ばなな夫婦の代打で木曜日も担当した。

第2週目のテーマは「ライティング」
講座のテーマは決まっているが、内容は担当講師にお任せなので、毎回悩みに悩む。
準備するモノとか早めにお知らせしたいから、早く決めなきゃ〜と焦れば焦る程決まらない。

パソコンにむかって「うーーーーん」と悩むんじゃなくて、家事をしながら考える。
特に掃除機をかけてる時に閃くことが多い・笑

火曜日は「4コママンガをかこう」をやった。

ばなな先生の場合は「ばななくん」というキャラクターが描いてあり「ばなな4コマ」と呼ばれている。
私はどうしようか悩み、昔キャラ弁で作ってたオリジナルのくまちゃんを採用。

ええあまり絵は上手くないです。
でもこの方が
「絵が上手いとか下手とかは関係ないですよ」
と、子どもたちに説明しやすい・笑

こうやって最初の1コマ目だけをかいておくのがポイント。
スタートを敢えて同じにする方が違いがわかりやすくなる。

・同じフィールドで始める
・見たものを見たまま表現する

というのが自分科のルールだ。

実際にやってみると子どもたちは楽しそうにかいてくれた。

ゆっくり書く子
早く終わらせておしゃべりする子
文字から書く子
絵から書く子
2コマで終わらせる子

内容だけじゃなくって、書き方にも個性が出る。
どれがいいとか悪いとかはない。
その子に合ったやり方でやればいい。

完成した作品もやはり個性が出る。

ある子は映画のカット割のような絵を描いていた。
上手く言えないんだけど、1コマ1コマが様になってるカンジ。
ラストのコマはカッコよかったな。

絵に凄く拘って描いたいた子もいた。
普段から好きなキャラクターの絵をよく描いているそうで、もちろんマンガにもその子が登場する。
くまちゃんを擬人化して描いてくれて個人的にめっちゃ感激した。


とにかく楽しかった。
私が楽しかった・笑

感性の素晴らしさって数値化するのは難しい。
言語化さえも難しい。
見る人によっても違うだろうし。

私は私の感性で、ひとり1人の素敵なところを見つけて伝える。
そこに決まりや基準はない。

子どもたちが見たものを見たままに、感じたものを感じたままに表現してくれたものを、私もまた見たまま、感じたままに伝える。

だから先生と生徒、教える人と教わる人みたいな上下関係がない。
少なくとも私はそう感じている。
テーマややることを決めるのは私だから、それが先生としての役割なだけ。

寧ろ子どもたちから出てくる、素敵な感性や発想力を私が教わっているような感覚だ。

続いて木曜日は「かんさつしよう」をやったんだけど、長くなったので②へ続きます。

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いしかわ いづみ
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