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雪組『Lilacの夢路』『ジュエル・ド・パリ!!』観劇記録・7/14(夜)

少し前に「自分の好みに合わない作品の場合でもどこかしら「良いな♪」と思うところを探すことにします」と書いたのですが…すぐに実践するとは思わなかった!
何の話?という感じですが…雪組『Lilacの夢路』『ジュエル・ド・パリ!!』を観てきました。


お芝居の『Lilacの夢路』は、作品紹介の解説文を最初に読んだ時からちょっとキケンだなと思っていましたが、やっぱり実際に観ても私の好みに合わなかった…。
ツッコミどころが多すぎる!力業でなんとかしたみたいな…。でもそういうところもちょっと昔の宝塚っぽいなどと思ったり。
あっ!装置や照明はキレイでした。

これはイケメン5兄弟(+1)を愛でる作品ですな!(←個人の見解です)

こんな兄弟近くにいたら良くないですか?
悪い子いないし、みんなお兄ちゃん(長男)大好きだし、そっと覗き見していたい…|д゚*)(…犯罪じゃね?)
長男はちょっと強気で先頭を走るタイプ。「勝算はあるのですか?」と訊かれた時の「ない。けどやるしかない」のドヤ顔が好き(←でもセリフうろ覚え)。次男は屈折してるし、なんだか拗らせてるけど…そこがイイ!三男は爽やかで優しい。そしてちょいちょい弟たちと絡んでるとこがカワイイ。四男は…ちょっと影が薄いけどなんか頼りになりそう。末っ子は天使。新しい子は苦労してる割にキラキラしてんなぁ。
でもみんな新しい弟を受け入れるのが早いよ…!
この兄弟がわちゃわちゃしてるのを観てると癒される…゚+。:.゚(*゚Д゚*)゚.:。+゚
ちなみに私の好みのタイプは次男です。

他には…美穂圭子姐さんの歌声と安定の魔女っぷりも堪能しましたよ。あとニューヒロイン夢白あやちゃんのキラキラ感が半端なかった…!


観劇した7/14はパリ祭、フランス革命記念日。
フランス革命がなかったら、『ベルばら』も生まれなかったし、このレビューも作られることはなかったのかなぁ…なんて思いながら『ジュエル・ド・パリ!!』を観てました。…フランス革命すごいな!
プロローグの誕生石の歌詞以外「宝石どこ行った?」とツッコミたくなるくらい、パリがメインのレビューでした。きっと宝石は雪組生なんですよね?

大階段に敷かれた布と一体化した状態で登場の咲ちゃん(彩風咲柰さん)。この布たちが四方に飛んでった時に「どんなお衣装が現れるかな?」とワクワクします♪
今回は黒燕尾!…だったっけ?(←こうやって取り上げてるクセに記憶に自信がない)
…ところでこの説明で伝わっているのでしょうか?
この演出を『Apasionado!!』(2008年月組)で初めて観た時は度肝を抜かれたなぁ。

大階段を使ったプロローグは華やか!黒燕尾の男役さんとピンクのドレスの娘役さん。その中でまさかのキラキラピンクの燕尾とシルクハットの咲ちゃんがまぶしい!あやちゃんの白いドレスも素敵。それに耳に残る主題歌が楽しい。

話題の和希そら君のへそ出し!腹筋すごっ!キレッキレ!ずいぶん男前なクレオパトラでした。
そして組長奏乃はると氏の情熱的(というか狂気的)な歌と鞭がめっちゃ気になる…。最近舞台上で鞭をよく見る気がするけど…宝塚界隈では流行ってるんでしょうか?(←日常ではまず見かけることはないけどね?)

来年の『ベルばら』の予告なのかと思ってしまった…咲ちゃんのフェルゼンとあやちゃんのマリー・アントワネット(足出してるけど!)。…似合いすぎる!そしてスタイルの良さが際立っているコンビ!あやちゃんが相手役になって咲ちゃんのキラキラ感も増した気がします。

中詰めは、まさかの“すみれの花咲く頃”のラテンバージョン。この曲ラテンにもなるんだ…。
咲ちゃん、あーさ(朝美絢さん)、そら君の三者三様な感じの並びが好きです!

カンカンは文句なく楽しい♪ヽ(*´∀`)ノ
いろんなカップルを見たいけど目が足りない!
みんなよく足上がるし、よく前後に開脚できるなぁ。基本なのかもしれないけど、身体硬いから羨ましい…。
そしてあやちゃん大活躍でした!かわいい。

他にもあーさと野々花ひまりちゃんのカップルがかわいい場面あり、急にビジュアル系な場面あり、もちろん男役の群舞あり、新トップコンビのフレッシュなデュエットダンスありで…盛りだくさんな内容。
8月末から始まる全国ツアーもこのレビューですよ!
最近の藤井大介先生の作品は楽しいんだけど、なんとなく物足りないなぁと感じていましたが…今回は割とどの場面も「宝塚観てる!」という気分になる、私の中では満足度の高いレビュー作品でした゚+.゚(*´∀`)b゚+.゚

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