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いわばえワインリスト

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ワインショップいわばえにあるワインリストです。その他、食品や雑貨等のご紹介も。
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2021年7月の記事一覧

シュヴェルニー・ルージュ-ドメーヌ2020

今日ご紹介するのは、エルヴェ・ヴィルマードのシュヴェルニー・ルージュ-ドメーヌ2020です。 エルヴェ・ヴィルマードは、仏ロワール地方のシュベルニーにあるドメーヌ。1995年に父から畑を譲り受けたヴィルマードは、数年かけて畑を増やし、父と同じようにぶどうを栽培していたのですが、マルセル・ラピエールとティエリー・ピュズラの作ったワインを飲んだことが転機になり、自然な造り方へと舵を切ります。 「カテゴライズ(AOC)には興味がない。自分の造りたいワインを造るだけだ。関心があるの

オルボワ2019

今日は限定で入ったエルヴェ・ヴィルマードの白、オルボワ2019をご紹介します。 エルヴェ・ヴィルマードは、仏ロワール地方のシュベルニーにあるドメーヌ。祖父によって1939年に創設されたのが始まりで、1995年に父から畑を譲り受けました。 マルセル・ラピエールやティエリー・ピュズラの造ったワインを飲んだことが転機になり、エルヴェは除草剤や化学製品を使わない自然な造り方へと大きく舵を切ることに。1999年ビオロジックでの栽培を始め、2002年にエコセールの認証を取得します。 そ

シュベルニー・ブラン ラ・ボディス2019

今日ご紹介するのはエルヴェ・ヴィルマードの特別な白、シュベルニー・ブラン ラ・ボディス2019です。 エルヴェ・ヴィルマードは、フランス、ロワール地方のシュベルニーにあるドメーヌ。1995年に父から畑を譲り受けたヴィルマードは、数年かけて畑を増やし、父と同じようにぶどうを栽培していたのですが、マルセル・ラピエールとティエリー・ピュズラの作ったワインを飲んだことが転機になり、自然な造り方へと舵を切ります。 「カテゴライズ(AOC)には興味がない。自分の造りたいワインを造るだけ

モレッリーノ・ディ・スカンサーノ2018

今日は、ポデーレ414のモレッリーノ・ディ・スカンサーノ2018をご紹介します。 モレッリーノ・ディ・スカンサーノとは、トスカーナ州のDOCGワイン(原産地呼称ワイン)の一つ。85%以上のサンジョヴェーゼ使用が義務づけられており、他にもアルコール度数や熟成期間などの規定があります。この地方スカンサーノでは、サンジョヴェーゼのことをモレッリーノと呼んでいるのだそうです。 造り手はシモーネ・カステッリ。シモーネの父マウリッツィオ・カステッリもまた優れた醸造家として名を馳せてお

ムロニックス2019

今日ご紹介するのは、仏ロワールからムロン・ド・ブルゴーニュの優れた造り手ドメーヌ・ランドロンのムロニックス2019です。 1940年代からぶどうを栽培していたランドロン家がドメーヌになったのは1980年のこと。1999年父から畑を引き継いだジョゼフは長年の夢であったビオロジック栽培に移行しました。2002年にエコサート認証を、2011年にはビオディナミ認証を取得。土地の個性を映し出す実直なワイン造りを続けています。 少し緑がかった艶のある明るいイエロー。グレープフルーツや

リースリング VV 2018

今日は優れたリースリングを多く造り出しているドイツ、モーゼル地方のワイナリー、ファン・フォルクセンのワインをご紹介します。名前にあるVVはファン・フォルクセンの頭文字から取ったものです。 1990年頃には世界的に評価されていながら、20世紀末に経営破綻してしまったファン・フォルクセン。現オーナーのローマン・ニエヴォドニツァンスキーが購入してからは、醸造施設を新築し品質管理を徹底。購入当初13haだったブドウ畑は現在約85haにもなり、またファン・フォルクセンだけではなく、モ

いわばえ、模様替えしました

シャンパーニュ用のワインセラーを購入した機会に、お店の模様替えを行いました。そこで、今日はお店の中をざっとご紹介してみます。 急な坂をぐるぐる回って登ってこられたみなさん、こんなところにワインショップがあるの?と思われたことでしょう。大丈夫です。車を停めて、そのドアを開けてください。(駐車場は無料です) 入って左に小さなワインショップがあります。 いわばえでは品質保持の観点からワインをセラーの中に陳列しています。(詳しくは「新しいセラーのお話」をご覧ください) ご不便を

新しいセラーのお話

今日はいわばえの新しいセラーのお話です。この春、ショップ下にあったセラーを拡大し、新しい冷却システムを導入しました。 着いたすぐのワインは移動の疲れが残っており、しばらく寝かしておく必要があります。またしばらく時間を置くことで、素晴らしい変化を見せるワインが多いので、飲み頃を待っているうちに段々とセラーのスペースが足りなくなっていました。 今あるセラーと同等のものを入れるとかなり費用がかかります。拡大する予定のセラーは地下室であることから気温の上昇も少ないので、デイリーワイ