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作家のスケジュール管理

先に言っておこう。今年最後の作品、「北鎌倉の豆だぬき 売れない作家とあやかし四季ごはん」好評発売中です!

毎年毎年、常にスケジュール管理が自分の課題です。
雑誌の手帳特集とか大好きで(手帳持ってないのに)、スケジュール管理をどうするかとか考えるのも好きです。あれこれ試しては、「スケジュール細かく管理しても、原稿進まないときは進まないんで」みたいな結論になるので、最近はもうスケジュール管理と原稿の進捗に因果関係がないのだと悟り、管理によってスムーズな進行を目指すのは、あきらめましたが……。

卓上カレンダー

現在はプライベートとかざっくりとした予定はGoogleカレンダーで、補助として卓上に置くファミリーカレンダーを使ってます。
来年はディズニーですが、今年はこのシリーズを使ってました。

ファミリーカレンダーのいいところは1日がだいたい4分割になっているので、プライベート・仕事・同人誌みたいに分けて書ける点です。欄が分かれてるから綺麗に書けるし、ぱっと見で視覚的に「この日はいくつ予定がある」みたいに把握できるのがいいのです。さすがにGoogleカレンダーは表示数の壁があるので(笑)

asanaを使ってみて

そして細かいタスク管理は試行錯誤しているのですが、自分の場合は商業誌と同人誌の予定が入り乱れているので、案件ごとに管理できるasanaが最近のお気に入りです。
https://asana.com/ja
なんといっても、個人で使う分には無料プランで十分なのが有り難いのです。
※そもそも多人数で使うためのツールなので、残念ながら、一人で使うユーザーには課金部分は宝の持ち腐れかと思います。

商業誌は「初稿 ●日提出」「あとがき ×日提出」「販促物 △日提出」みたいな感じで、原稿に加えて意外とやることが山積みなので、タスク管理は必要だったりします(私は)。
同人誌は「イラストレーターさんに●日までに連絡してデザイナーさんに渡して×日にもらう」「進捗を伺う」「改稿」「修正」「入稿」「書店に△日までに発送」みたいにやはり細々としたタスク管理があるので、Googleカレンダーとか卓上カレンダーに書き切れないのです。
asanaはこんな感じでプロジェクトごとにタスク管理できます。

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↑はサンプルで、ふだんは1冊につき1つのプロジェクトを作成して細かくタスクを設定して管理してます。

同時進行でいろいろなことをやってるので、「マイタスク」ですべてのプロジェクトのタスクをまとめて一覧できるのが便利。
モザイクかかってるのは、それぞれのプロジェクト名です。
タスクはプロジェクトに関係ないものも追加できるので、ちょっとしたTo doにも使えます。

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asanaはスマホ用のアプリがあって、そっちでも管理ができるし、タスクをウィジェットで表示できます。

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また、プロジェクトごとにURLの追加することで、Googleカレンダーと同期させることも可能です。自分はGoogleカレンダーに同期させるとかえって煩雑になるのと、1つ1つのプロジェクトをいちいち登録するのが面倒なので、この機能は使ってないのですが。

モザイクかけるの面倒なのとよくある見た目なのでここには出していませんが、無料でカレンダー表示もできます。
ほかにはタイムライン表示(有料)とかもありますが、それこそ個人で使う分にはあまり必要ないのではと思っています。

合同誌などの場合

ちなみに、合同誌とか多人数でのやり取りが必要な案件は、チャットワークで管理してます。
asanaはプロジェクト内のタスクごとに会話をする感じになるようなので(試してないからわからないんですが)、会話全体の「流れ」が見えないみたいなので。一人一人の連携を取って緻密にタスクを進める――みたいな必要がなくてざっくりした打ち合わせで進行できる場合は、チャットワークで十分かなと。

しかしこうやってツールを揃えても、細かい漏れが減るくらいで、別段原稿が早くなるわけでもないのでした……(オチ)

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