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オーストラリア 節約旅行記 ②飛行機編:ドミトリー・LCCを活用して一人でも女性でもシニアでも安く楽しく


有料サービスだらけのジェットスター

前回の宿泊編に続き、今回は飛行機編ということで、LCCのジェットスターについて書きます。
他にもっと安いLCCはありましたが、乗り換え回数や乗る時間も考慮してジェットスターを選びました。3月の卒業旅行シーズンで、成田→(ケアンズ乗換)→メルボルン→シドニー→ケアンズ→成田の移動の計4回で14万円くらいでした。
ジェットスターでは、荷物の預け入れ、機内食・飲み物、座席指定、映画などのエンターテイメントもすべて有料です。機内食は頼まずに自分で持参、エンターテイメントは見ない(どうせ寝る)、座席も国内線では指定しなくてもよしとして、荷物をどうするかは悩みました。
なぜなら無料で持ち込める荷物は手荷物も含めて7㎏までからです。でも、7㎏って想像以上に少ない!カバン本体だけでも数㎏はあります。
私は、成田とケアンズの往復(国際線)に加え、国内線にも3回乗るので、全部の飛行機で荷物を預け入れるとすると、2万円近く余計にかかります。しかも事前に預け入れを申し込まず空港で当日申し込むと、さらに高くなるとのこと。
気になるのは、本当に空港で荷物の重さをはかるのか?はかるとしたらいつどうやって計るのか?どれくらい厳しいのか?という点です。ネットで情報を検索してもあまり情報はありません。
先に結論を言うと、国内線に乗るときは重量チェックがありましたが、国際線に乗るときはありませんでした。(←国際線はチェックされないという保障はありませんので、ご注意ください。)
以下では、空港で実際に計量がどのように行われたのか、また私が荷物を7㎏以内にするためにどんな涙ぐましい(!?)努力をしたのかを書きます。

「機内持込7kg以内」の厚い壁

当初、私は機内持込ぎりぎりの大きさのリュック(キャスター取り外し可)を持っていくつもりでした。でも、それに荷物をざっくり詰めただけでも、すぐに7㎏を超えました。約2㎏のキャスターを外してみても全然だめ。
そこで、リュック自体を小さいものに変えてみました。服は現地で洗濯することにし、小物も最小限に抑えた結果、なんとか7㎏におさまりました!
…が、よく考えたら、機内食の代わりに持ち込む水や食料の重さも計算に入れなければいけません。また、日本で着ていた冬服も夏のオーストラリアに着いたら脱ぐので荷物になります。かと言って、機内では毛布も貸してくれないので、ストールは必要。7㎏を少しオーバーするかも、とどきどきしながら空港に向かいました。

実際に持って行ったリュック。縦幅44センチくらい。
これとバッグで計7kgに収めました。

いざ空港で…

最初に書いたように、国際線に乗るときは計量されませんでした。国内線に乗るときも、チェックイン時には何もなかったのでこれで安心…?
と思いきや、搭乗口に並んでいるときにハカリを持ったジェットスターの係員がやって来ました。前にいた何人かのお客さんの荷物は重量オーバーになったらしく、ごねた末にしぶしぶその場でお金を支払っています。
身につけているものは計量されないようなので、私は慌てて服を着られるだけ着て(暑かった!)、パスポートは首からぶら下げ、スマホや財布はポケットに入れました。
が、国内線に1回目に乗ったときは、結果的に私はスルーされました。どうやら抜き打ちでチェックをしているようです。
2回目の国内線では、この抜き打ちにひっかり、私の荷物も計量されました。でも1回目と同じく、着込み作戦をしたおかげか、あっさりクリアしました!

ジェットスター利用を振り返って

というわけで、荷物の預け入れはせず、よけいなお金を払わなくて済みました。旅行の途中で「やっぱりあれを持ってきたかった!」と思ったこともありましたが、逆に良いこともありました。
まずは、荷物が軽かったので移動がとても楽でした。また、ジェットスターで国際線から国内線に乗り継ぐときには、預けた荷物をいったん受け取らなければいけないのですが、その手間も省けました。
意外につらかったのは成田空港での第2ターミナルと第3ターミナルの移動。歩いて15分くらいですが、屋外なんです。冬服が荷物にならないよう、薄いコートとセーター、サンダルという格好だったので、寒かったです。帰りはバスで移動しました。
ジェットスターでの移動自体は特に問題なし。機内食のサンドイッチが1100円とかコーヒーが500円とかありえない!と最初は感じましたが、結局はオーストラリアの空港でもそのくらいするので、頼んでもよかったかなと思いました。

おまけ ~宿の洗濯事情~

宿泊編で書いたユースホステルなどには洗濯機があります。ただ、乾燥機や干す場所がない宿もありました。滞在中に乾くかどうかをいちいち考えながら洗濯をするのはちょっと面倒でした。現地で洗濯する予定なら、乾きやすい衣類の持参をお勧めします。
あと、宿で荷物を預かってもらえなかったり、有料だったりするので、それも考慮すると良いと思います。駅などの荷物預かり所(結構少ない)まで移動する際にも、荷物が軽かったのは良かったです。

最後に宣伝じみて恐縮ですが、今回使った宿や飛行機、その他の観光事情などついてにもっと詳しく知りたい方に向けて、ストアカで講座も開いています。「オーストラリア」「節約」で検索してみてください。
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