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「THE TEAM 5つの法則」を読んで 〜Aの法則〜

この本を読んだ私の率直な感想は「私はチームについて何も分かっていなかった」ということです。

今まで、チームのコミュニケーションを良くするには、MTGをたくさんやれば良いと思っていました。(ポンコツです笑)

が、、

コミュニケーションは多ければ良いというものではなかったのです。
このように、この本を読んで考えが大きく変わりました。

実は今回初めて、noteを使っています。何もよく分かっていないのですが、
「とりあえずやってみよう」ということで始めました。

「THE TEAM」を読んで思ったことを、全部で5回に分け、
1回につき、1つの法則について書いていきます。

ただ、普通に感想を書いても面白くないので
私が所属している部活に転用して書いていきたいと思います。

*あくまで、私の個人の考えとして読んでください。

弊部は、所属人数は83人です。
監督 1人
コーチ 2人
学生スタッフ 6人
女子マネ 5人
選手 72人

目標は「日本一」、スローガンは「挑戦」です。

第1回目は
「Aim(目標設定)の法則」について書いていきたいと思います。

目標は3つに分類されます。
・行動目標
→チームメンバーが具体的に取り組むべき行動の方向性

・成果目標
→チームとして手に入れるべき具体的な成果

・意義目標
→最終的に実現したい抽象的な状態や影響

この本では、
「どの目標設定にするのかは、メンバーの能力レベルなどを見極めた上で設定する必要がある」
とされています。

それでは、弊部について整理していきます。

成果目標は「日本一」で明確です。

一方で、行動目標・意義目標は明確ではありません。
それが、悪いということではありません。
それぞれのメリット・デメリットは以下の通りです。

行動目標で設定すると、
・メリット
メンバーがアクションを起こしやすい

・デメリット
アイデアが浮かびにくい
となります。

意義目標で設定すると、
・メリットは
アイデアが生まれやすい

・デメリットは
メンバーの行動が明確ではない
となります。

弊部は野球をプレーするだけではなく、様々なメンバーがチームでの役割を考え、広報、運営、経理などの仕事を行ってくれています。
ただ野球をしている集まりではないということです。

このように考えて動くことができるメンバーが集まっています。
そこで、「日本一」という成果目標の他に、行動目標ではなく
「準硬式野球を日本に広めるチームになる」などの意義目標を設定したいと思いました。

そうすれば、メンバー全員が今よりもさらに、自分の行動に意思を持つことができると考えました。そして、プレーをしていないメンバーのモチベーションを保つことができるのではないかと考えました。

レギュラー選手であれば、
輝かしい成績を残し、メディアに取り上げられること。

広報であれば、
面白い企画をSNSにアップし、メディアに取り上げられること。

などでしょうか。。

行動目標が決められていないので、
意義目標に添えば、様々なことに取り組んで良いということです。

また、弊部は部員が多く、1人の当事者意識が薄れてしまう可能性が高いです。だからこそ、意義目標についてチームで話し合う必要があるのではと思いました。

これは来年の話になるかもしれませんが、
何とかレールを敷けたらと思います。

『「何をやるべきか?」だけでなく
「何故やるべきか?」が分かれば、
新たな「何をやるべきか?」が見つかるからです。』(本書引用)

今回は以上です。
次回は「Boardingの法則」について書いていきます。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。


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