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「スター・ウォーズ:ジェダイ フォールン・オーダー」非公式ガイダンス

趣味が高じてエレクトロニック・アーツから2019年発売のゲームソフト「スター・ウォーズ:ジェダイ フォールン・オーダー」のガイダンスを作成しました。

予備知識無くこのゲームをプレイして「スター・ウォーズ」に興味を持っていただいた方、「スター・ウォーズ」は好きだけれどこのゲームは未プレイという方、またはゲームを中段して再開の機会を失ってしまっているという方に向けた資料となります。

各チャプターとステージに関するざっくりとしたあらすじ、知っているとより楽しめる設定情報や関連する他作品などを紹介しています。

ネタバレを避けるため、情報が意図的に省略してある箇所があります。完全なネタバレ回避にはなっていませんので、一切の情報を入れずにプレイしたい方はこのガイダンスの閲覧をご遠慮下さい。


ガイダンスの内容を最新のスピンオフ作品とのクロスオーバー情報を追加して更新しました。これにあわせて記事を加筆しました。(2024-03-16)

尋問官はベイダーが直接統括・教導する特別な組織

本作は、初期の映画作品「エピソード4〜6」の時代と、その次に制作された三部作「エピソード1〜3」の間の時代が舞台となります。

スター・ウォーズの正史のタイムライン上では(映像作品に限ると)最新のアニメシリーズ「バッド・バッチ」と2018年公開のスピンオフ映画作品「ハン・ソロ」の間の出来事となりますが、両作品とは物語上の直接的な関連性はありません。

続編の「ジェダイ:サバイバー」は「オビ=ワン・ケノービ」の時代

パルパティーンの謀略で銀河共和国は銀河帝国に再編され、ジェダイ騎士団は反逆者の汚名を着せられて壊滅状態。粛清を逃れて生き残った僅かなジェダイ達は尋問官という残党狩り組織に追われる身となっているという時代です。

主人公カルは粛清を逃れて生き延びた当時のパダワン(ジェダイの弟子)で、キャラクターのタイプとしては「反乱者たち」の準主役キャラのケイナン・ジャラスが一番近い印象です。「バッド・バッチ」同様に大きく変わる世界で選択を迫られた人々の物語となります。

Chapter1

物語のはじまりの場所となるブラッカは2021年配信の「バッド・バッチ」シーズン1の第8話にも登場しました。惑星全体がジャンクヤードのような場所です。また、本作のマスコット的なドロイド BD-1 はドラマ「マンダロリアン」チャプター18に登場して(同型の別個体)話題になりました。

Chapter 2 

スター・ウォーズ銀河に充満する「フォース」は様々な文明・宗教において独自の解釈で捉えられていてジェダイのフォース信仰はそのうちの一つの型でしかありません。ゼフォもまたフォースをジェダイとは異なる時代に異なる捉え方で関知し信仰していました。

Chapter3

帝国期が舞台の作品で登場の機会が多いソウ・ゲレラが登場。「キャシアン・アンドー」で語られたように様々な反抗勢力が銀河各地で反乱活動を活発化させていた時代です。
キャッシークが帝国の占領下にあり現地でウーキーが奴隷として捕獲されていたというバックストーリーはスター・ウォーズの歴史でも比較的古くから語られてきたお話でしたが、映像として表現されたのは2016年の「LEGO スター・ウォーズ フリーメーカーの冒険」に次いで正史では初でした。

Chapter4

Chapter5

イラムは「エピソード3 シスの復讐」公開に向けて2003年から2005年に放送されたアニメシリーズ「クローン大戦」の中でジェダイがライトセーバーを作るために必要なカイバー・クリスタルの産地として登場しました。
2015年の「フォースの覚醒」ではファンの間でスターキラー基地がイラムなのではという臆測がされましたが、この作品で確定的となります。

Chapter6

最終決戦の地であるナーの尋問官の要塞は2022年配信のドラマ「オビ=ワン・ケノービ」で実写化されました。

かくしてカルのジェダイ・オーダー再建の秘密指令の旅はここで終わり、物語は5年後が舞台の『Star Wars ジェダイ:サバイバー』へと続きます。


JFO発売時期の出来事

レジスタンスもシーズン2は面白かった!

「ジェダイ:フォールン・オーダー」がリリースされた時期は、サーガ最終章となる「スカイウォーカーの夜明け」公開とその後大人気となる「マンダロリアン」配信(=ディズニープラスのサービス開始)直前でした。

「ハン・ソロ」の不振やサーガの完結で若干のブームの落ち込みが懸念されましたが、そうした不安を払拭する新たなスター・ウォーズ時代の幕開けを飾った作品の一つだったと言えます。

開発を担当したのは「エーペックス・レジェンズ」や「タイタンフォール」等の傑作アクションゲームを制作するリスポーン・エンターテインメント社です。スター・ウォーズを素材としながら、リスポーン社らしい作風となっています。

同社の上記作品同様に比較的難易度は高い印象です。難易度はプレイ中でも変更できるので、つまづいてしまった場合やストーリーを楽しみたい方は躊躇せず「ストーリーモード」や「ジェダイ・ナイト」の設定でプレイする事をお薦めします。

本記事の内容をまとめたガイダンスは下記記事よりダウンロードください。4ページの内容です。

個人的にはリスポーン社の「タイタンフォール2」も推したいゲームです。日本のロボアニメへのリスペクトが込められた秀作です。プレイした当時は日本からこういう作品がリリースされないのが残念だなぁと悔しく思いました。お薦めです。



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