STAR WARS プラモデル コレクション(5)
これまで趣味で製作してきた「スター･ウォーズ」のプラモデルを公開します。
1/72 B-WING
2018年発売のキットです。「エピソード6 ジェダイの帰還」で初登場した反乱同盟軍の戦闘機です。ジョー･ジョンストンのデザイン、造形はアニメシリーズ「レジスタンス」でもデザインワークを行ったビル･ジョージです。コクピット部分は初期のミレニアム･ファルコンのものが原案になっています。
X-WINGのX、A-WINGのAなど機体名のアルファベットがフォルムに意匠として見られるのに対してB-WINGのBとは？と思ってしまいますが、一説には制作当時にビル･ウイング（ビル･ジョージにちなみ）と呼ばれていた事がその由来と言われています。
ストーリーボードにはスーパー･スター･デストロイヤーやデス･スター2の地表の構造体を攻撃する派手な戦闘シーンが用意されていましたが最終的に見送られます。しかし後にアニメシリーズ「反乱者たち」にてその開発秘話と共にプロトタイプの活躍が描かれる事となりました。
キットにはLED発光ユニットを仕込む事ができ、エンジン部分を発光させられます。コクピットの旋回、Sフォイル可変翼が再現されていて作っていて楽しい機体でした。塗装したグレーがやや濃い色味になってしまいましたが、これはこれで良いかなと。「レベルアサルト2」登場機にも似ていますので。
1/12 ボバ・フェット
プラモデルコレクション(4)で制作途中状態を公開していた「マンダロリアン」シーズン2に登場のボバ･フェットです。チャプター15のモラックでの姿ですね。
新旧ボバを並べてみました。演者が違うので当然体格が全然異なりますが、タトゥイーン（モス･エスパ）の支配者になるというドラマシリーズの展開においてはテムエラ･モリソンの貫禄ある体型も悪く無いんじゃないかなと。
布パーツは余っていたキャプテン･ファズマのマントを切り貼りして新調しました。（ファズマのマントはプラパーツで再現したので）キット自体の布部分はもうちょっとツヤを消したいですね。いつかリペイントするかも。
1/12 R5-D4
R2-D2とセットだったR5-D4です。「エピソード4 新たなる希望」に一瞬登場したドロイドでしたが「マンダロリアン」シーズン3でまさかの復活。放置していたものを劇中の状態で作ってみました。
「〜新たなる希望」では「当初ルークがジャワ族からドロイドを購入しようとするも、選んだドロイドが頭から火を吹いて故障。代わりにR2-D2が買われる」という場面に登場。故障したドロイドですね。
「マンダロリアン」では港の修理工ペリ･モットーの元で働いていた事や、元々反乱同盟軍にも所属していたという設定つきで登場。故障箇所には廃液が溢れたような跡があり、そちらも再現。
ドロイドの行動を抑制する制御ボルトが外された跡も描いてみました。ペリ･モットーはドロイドを奴隷としては扱わない女性であるという表現にもなっていましたね。ドラマを見ながら頑張って汚したんですが、ディン･ジャリンに引き渡す際にはすっかり綺麗になってました。
1/12 グリーヴァス
2017年発売、「エピソード3 シスの復讐」に登場のグリーヴァス将軍です。いまやすっかりプレ値になってしまいましたが、こちらも良キットでした。
「エピソード3 シスの復讐」のヴィランとしてオビ＝ワン･ケノービと死闘を展開したサイボーグ将軍です。
グリーヴァス将軍はもともとカリーシュという種族で惑星カリーの将軍でした。他民族との紛争中にジェダイが介入し、不利益を被ったためジェダイに対する強い恨みを持っていました。そんな彼のプロフィールに目を付けたドゥークー伯爵とダース･シディアスにより仕組まれた墜落事故で彼は致命傷を負います。その後サイボーグ化され、ドロイド軍の将軍として利用されるに至ります。
デザインを手掛けたのはダフト･パンクやザ･キラーズなどのミュージック･ビデオ監督ウォーレン･フーです。制作当時ILMのコンセプト･アーティストだったんですね。
キットは４本腕状態も再現可能で、４本のライトセーバーも付属していました。クリアパーツから覗く内蔵も綺麗に塗装しましたがほとんど見えないですね。
1/12 D-O
おまけ。こちらは去年スピンオフ小説「シャドウ･オブ･ザ･シス」を読んで、隣市のヤマダ電機に売れ残っていたものを見つけて買ったD-O。「エピソード9 スカイウォーカーの夜明け」でチョロッと登場した小型ドロイドです。
「シャドウ･オブ･ザ･シス」ではなぜパサーナにオーチの船があり、D-Oがそこにいたのかという経緯が描かれているのですが、作品については別途紹介記事を作りたいと思っています。