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「平凡人間」奮闘記-とある女子大生がコーチングで人生変える話-【第一話】

何者かになりたい

何者かになりたい。

小さいころから、完璧主義。

お勉強も、習字も、クロールも、全部うまくできるようになりたいと思って何でも全力で頑張ってきた。

努力することは、べつに嫌いじゃない。

できることが増えてって、自分って努力すればなんでもできるんじゃないか、

将来私は何者かになれるんじゃないか、とおぼろげながらもそう悟った齢7歳。

14年後、21歳にして、未だ私は何者でもない。

なぜか。

そんなの分かりきったことだ。

これといった夢がないからだ。

小学校では「とりあえずいい成績をとれば」

中学では「とりあえずいい高校に行けば」

高校では「とりあえずいい大学に行けば」

目先のゴールに囚われて、本気で自分が何をしたいかなんて考えてこなかった。

いや、考えてはみたが、分からなかったのだ。

考えても考えても、分からなかったのだ。

私は一人だったから。


これは、とある女子大学生が

毎回サクランボ柄のカーディガンを着て現れる、ちょっと変だけど優しいコーチ「東さん」に

人生を変えるお手伝いをしてもらう物語である。

吾輩は

物語を始める前に、筆者とは何者か。

何者でもないなりに、話しておかなければと思う。________________

吾輩はニンゲンである。

名前は、まだ秘密。

ただのその辺の平々凡々な女子大生のふりをした、

何者かになりたい、でもなりきれない「怪獣人間予備群」である。

怪獣になりたいわけではない。

ただ、平凡人間から少し面白い人間になりたいのだ。

このシリーズでは、

もっと自分の人生を面白くしたいと願う貴方が

正しい心と体の使い方を知り、人生を変えていくためのヒントを発信していく。

それと同時に、

コーチングのプロである「東さん」の力を借りながら筆者が成長していく過程を見守っていただけたらと思う。

未だ謎に包まれた「東さん」の正体も暴いていく意気込みなので、乞うご期待!

参考図書

このシリーズは、認知科学を分かりやすく解説されている田島大輔さん著、苫米地英人さん監修の「マインドの教科書」を一部参考にして書いています。こちらの本もあわせて読むと理解が深まりますので、気になる方はぜひ読んでみてください!


我々は無意識の奴隷である

「人生何でも思い通りになるとしたら、どうしたいですか?」

と東さんは私に投げかけた。

難しい質問である。

というのは、本気で人生思い通りになると思ったことなんてなかったからだ。

「何でも」なんて有りえなくないか?

人生そんなに甘くないだろう。

心のどこかでそう思う自分がいた。

_____貴方はどう考えるだろうか。

「人生思い通りになるなんて有りえない」

こう思っている人が大半だろう。

こうやって人は、無意識が作り出す限界に制限され、妥協しながら生きていく。

そう、私たちは無意識の奴隷。

無意識ながらに、「できるわけがない」と自らをセーブし

無意識ながらに、夢を描くことすら忘れている。

叶えられるかもしれない可能性までつぶしてしまっているのだ。

無意識の話をしよう

では一体、私たちを縛りつけている「無意識」の正体は何なのか。
それがよく分かるテストを用意したのでぜひやってみてほしい。(「マインドの教科書」より引用)

Q.黒いブロックの形をよく観察してみよう。それぞれどんな形に見えるだろうか?

私が最初に見た時は「良く分からない変な形」という印象だった。
個人的に右の二つはオッケー マーク👌のように見える、、
貴方には何に見えるだろうか。それぞれの形が示す意味を考えてみてほしい。


では、タネ明かしをしよう。

貴方の世界はスコトマだらけ


「LIFE」という白抜きの文字が見えるだろうか。
_____最初は見えなかったはずのものである。
なぜなら、
あらかじめ「黒いブロックを見るように」と条件付けされていたからだ。

この「見えるはずのものが見えない」現象は日常的に起こっている。

例えば、なくしものをしたとき。
必死に探しているときは見当たらないのに、時間が経ってから既に探したはずの場所からひょっこり現れた….なんてことはないだろうか。
しっかりと確認したはずなのに、見落としていた。
この、見落としている部分のことを心理的盲点(スコトマ)という。
先ほどのLIFEの文字が見えなかったのもスコトマが働いていたせいである。
貴方が見ている世界は常に完全ではない。常に何かを見落としながら生活しているのだ。
このスコトマは、重要な情報に集中するためにそれ以外の情報をシャットアウトする脳の機能によるものであり、
この機能のおかげで、私たちはうるさい居酒屋でも目の前の相手の話にだけ集中することができる。
しかし、時にこのスコトマのせいで
私たちは叶えられたかもしれない夢さえ見ずに終わる。
見落としている部分にこそ、貴方が本当にやりたいことや新しいチャンスが秘められているかもしれないのに。
スコトマを外せば、思いもよらなかった新たな選択肢に出会い、人生を変えることができるというのに。

スコトマは外せる

心理的盲点「スコトマ」は、貴方の無意識的な思考や行動のくせと密接に関わっている。
例えば
小さいころから親にカワイイカワイイと言われながら育った私は、
本気で自分は可愛いと思って生きてきた。
スーパー芋くさい小中学生時代も、その時はその時で自信があった。
不思議なものだ。
ファッションやメイクを覚えた今の私からすれば小中学生時代の私なんて….まあよくもあんなに自分に自信があったものだと可笑しくなってしまう。
逆に、スーパービジュアルの良い私の友達は意外にも自分に自信がなく、
掘り下げて話を聞くと、親に可愛いと言われて育ってこなかったことが原因だと分かった。
「お前には無理だ」
と言われ続ければ無理だと思い込むようになるし、
「どうせ失敗する」
というのが口癖なら
挑戦することを無意識に避けるようになる。
誰かに言われた言葉や、社会からの無言の圧力、あるいは自分自身のセルフトークが貴方の無意識に働きかけ、思考や行動を制限する。
凝り固まった思考や、限定的な行動に縛られた貴方の世界は、狭く、平凡で、スコトマだらけ。
そんな世界にもきっと幸せはあるはずなのだけれど、
貴方がもし、本気で人生を面白くしたいと願うなら
マインドの使い方次第で、スコトマは外せるし、叶えられる夢があるということを知ってほしい。

次回予告

次回は、スコトマを外す方法について考えていく。
コーチングを実際に受けて筆者が成長していく過程もおたのしみに。
最後に、東さんのコーチングが気になる方のために、無料体験リンクを貼っておきます。


東さんの生態はこちらのXから覗けます👀

https://x.com/higashimaru111?s=21&t=Rxyc6r2e_XmZW55s4KeLtA

ではまた次回お会いしましょう。またね。




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