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倒れるも一花咲かし別れ霜

季語:別れ霜(晩春)
晩春の頃、最後に降りる霜。忘れ霜ともいう。
「八十八夜の別れ霜」といって、立春(2月4日頃)から数えて88日目の5月2日頃が最後の霜で、これ以降は降りないとされたそうです。



おそらく3年くらい前に詠んだ、春の俳句。
特に🌸桜の句を5句、リバイバル。
昔、詠んだ心持ちとは少し違うけれども、あらためて久しぶりに再読してみると、やっぱりこれも私だなと思った桜の句。
散る桜を見るとはなしに眺めていると、不思議な気持ちになって、どこかに残っていた、眠っていた感情が呼び覚まされて、切なくなってくる。
きっと、幻の感情、名前のない感情だと思うけれど、少しやり場のない感情を鎮めるためにも、レクイエムの意味で昔の句をリバイバル。
鎮魂句です。
今夜は深い眠りにつけるかな。
おやすみなさい🌙



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