山登りで唯一イヤだなと思うこと
今回の記事は、きれい好きの人は読まないほうがいいかもしれません。
動物は必ず排泄しなければなりません。
つまり、オシッコ、ウンコです。
(山言葉でウンコすることをキジウチと言います。ソフトな表現にしたいので、ここからキジとかキジウチと書きます。)
私は山が好きだから、いつでも行きたい。でも、キジだけは苦手です。
生活していれば普通のことなのに、なぜ特に山でだけそう感じるのか?
以下説明します。
● 山に行くと水が貴重です。
だから、朝の洗面もできないことがある。でも、これは我慢できる。
でも、キジウチの後で手を洗えないのは抵抗があるんです。
そのまま、お握りをつかんで食べる気には絶対にはなれない。
やむをえないので、水筒の水で手を洗う羽目になる。
しかし、飲み水だからたくさんは使えない。やっぱり気になる。
歩いている最中に沢を渡ることがあるので、そういう場合には沢で手を洗いますが、沢がなかったらこれもできない。
● トイレも水洗というわけにはいかないから、臭いしボットン便所なので苦手です。
滅多にないけれど、山小屋によっては便器の下を水が流れているトイレもある。沢の水が流れているんでしょう。
こういうトイレは、気分は良いけど、その後の処理はどうしているのだろう?そのまま流すとは思えないので、何か処理をしているとは思うけど、
気になります。
● 多くのテント場は山小屋が管理しており、テント泊の人も、トイレは山小屋のトイレを使えます。
しかし、トイレの付近は臭いから、テントを張る場所が問題。一晩中臭いのはたまらないから、早めに到着して、場所を選ぶことが大事です。
● 近くに山小屋がないところで一晩過ごすなら、テントを張る以外に方法はない。しかし、みんな水場の近くに来るから、どうしても集中します。
そして、トイレはない。
テントを張る場所から離れたところに行って用を足すことになる。
これ以上のことは言いませんが、これが不愉快なんです。
穴を掘れば良いんですが、そんな人はあまりいない。これがテント利用の最大の欠点だと思う。
● 歩いている最中にキジウチをうちたくなることもある。
人目につかないヤブなどがあれば良いけど、ない時には辛い。
遠くまで見晴らせる場所なら不満はないけど、不意に人が出てくるような場所も具合が悪い。
● ティッシュペーパーをパッキングするときビニールなどで包んでも、
すぐ取り出せるようにザックの上の方に入れると、雨に濡れやすい。
2つか3つに分けて持ち歩く配慮も必要です。
飲んだり食べたりすることは、身体に必要なだけでなく、楽しみでもあります。でも、食べればこうなります。
山に登るのは楽しいけど、必ずつきまとう問題です。
臭い話ですみません!