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文章と写真で、自分の世界観を伝える。


新しいカメラを買った。
これからの相棒を握りしめて、都会を練り歩く。

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もともと私は“写真を撮る”ということに対してこだわりがなくて、
強いて言うならば思い出を記録する媒体でしかなかった。

それがこの1〜2年で大きく変化して、
写真は自分自身の世界観を伝える手段となった。

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文章を書くことも写真を撮ることも、
誰だってできることだ。

誰でも万人に向けた発信を叶えられる時代に、
これといってプロとアマを隔てる壁はない。

もしもそこに壁があるとしたら、
その人自身が勝手に作り出したもの。

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私はずっと、写真を撮ることに関して“壁”があった。

ライターとは名乗れても、
カメラマンと名乗る気分にはなれない。

そこには自分自身の実力や機材の持ち合わせなど、
いろいろな理由があった。

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逆に文章を書くことに関しては、
自分の中に絶対的なものがあった。

才能やスキルとは関係なしに、
私には私のスタイルがあることを信じていた。

決してうまく表現することが正解じゃない。
自分だからこそ表現できる世界を大事にすればいいのだと。

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苦手意識を抱えながらも長いこと一眼レフを握っていたら、
写真も大切なことは文章と共通していると知った。

つまり、自分の世界観を表現することが何よりも大事だと。

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机の上にリンゴがあるというたった一つの事実さえも、
表現の選択肢は無限にある。

形容詞を変えるだけで、
読者が想像するりんごの色も形も変化してしまう。

写真も角度や距離の取り方次第で印象が変わる。

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無限に広がる表現の選択肢の中から、
自分が受け手に伝えたいものを見つけ出していく。

事実を伝えるロボットなんかじゃない。

私の目にはこんな風に世界が写っていますと、
その風景を言葉と写真によって伝える。

私がしたいのは、そういうことだ。

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もしもこの社会に一人でも私の世界観を気に入ってくれる人がいるのなら、
私はその人のために全力で自分の世界を表現したい。

そんな幸せな出来事に巡り合う日まで、
僕というフィルターを通した世界を伝え続けようと思う。

文章と写真で。

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※写真は三重県津市・名古屋市の夜風景。


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