バーチャルツアーの活用シーン/バーチャルツアーについて知る(2)
前回記事(バーチャルツアーは体験型のメディア)
こんにちは。
今回はバーチャルツアーが実際にどのように使われているのかをご紹介していきます。
オンライン見学・内覧
遠く離れた場所からでも、いつでも見学できる特徴を生かした使い方です。
・ネットミーティング、オンライン商談で相手に見せる
・Webサイトに掲載して相手に好きなときに見てもらう
・営業先で手元のタブレットの画面に表示して
・メールでバーチャルツアーのURLを案内
・紙媒体(名刺やリーフレットなど)にQRコードを掲載
活用シーンは幅広いです。イベントや展示会のブースといったシーンでも使えそうですね。
施設によっては営業の場面に加えて、ご利用が決まったお客様に現地情報を確認していただくツールとしても便利に活用できることでしょう。特に海外のお客様に対しては欠かせないものになっていくと考えられます。
◎導入によるメリット
・24時間いつでも内覧。ご利用中でもご案内できます。
・遠方からでも見学可能。わざわざ足を運んでいただくことが不要になります。
・スタッフの負担軽減。コミュニケーションの質感が向上することで、時短にもつながります。
オンラインでの見学は施設にも利用者にも便利ですオンラインでの見学は皆様がもっともイメージしやすい活用方法ですが、次のような使い方も増えてきています。
記録として残す
イベントや季節の風景など時間が経つと撤収してなくなってしまったり、変化してしまうものを記録しておくことにもバーチャルツアーは適しています。
・展示会、個展やイベント会場の様子を残す。来られなかった方に後日ご案内することもできます。動画のバーチャルツアーならその場の雰囲気をよりリアルに残せます。
・実際のご利用例を案内するために使う。この会場をセッティングするとこうなりますよ、といったサンプルになります。
・取り壊してしまうものを記録しておく。
・時間、季節の変化を伝える。夜景や桜が満開になった様子など見せたい時間帯、季節のバーチャルツアーでPR。
バーチャルツアーの種類によっては複数のシーンをひとつのコンテンツにまとめられるものもあります。
宴会場のセッティング例の切り替えもボタンひとつで可能です。
代表的な活用シーンはこのふたつですが、ほかにも活用できるシーンは多くあります。
・採用活動で職場見学に利用する。離れた場所や普段立ち入りづらい場所でも見学できます。
・社内教育、研修の資料として。
・サイネージに表示させて館内案内に使用。
多くのバーチャルツアーでは画面上に、画像やPDF、動画を設置したり、リンクを設定して他のページに誘導できます。バーチャルツアーそのものを動画で構成することや、CGやイラストを使って制作することもできます。
バーチャルツアーは導入することで、急にアクセス数や売上が伸びるようなツールではありません。課題解決のためには、適切なバーチャルツアーを選び、よい制作を行うことが大切です。
次回はバーチャルツアーの種類と特徴についてお話したいと思います。
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