2023年:京都の社長が京都で食べたご飯からのおすすめ(伏見・宇治編1)
こんにちは、イザンの井上です。
早いもので今年2023年も残すところあと●日、みたいな常套句を書いてしまうような時期となりました。
私は普段は京都、それも伏見区と呼ばれるところにいるわけですが、必然的に京都でご飯をよく食べます。外食多めです。
京都の社長は普段何を食べているのか?
「社長メシ」といっても特別豪華なものや、料亭やレストランで食べることはまずありません。さっと行けて、グッとうまくて、安ければ最高、みたいなチョイスを心がけるわけです。
京都で学生時代も会社員時代も独立してからもかなりの外食をしてますので、それなりにお店は知ってます。京都のどのエリアに行っても大丈夫です。
前置きが長くなりましたが、そんな私が今年京都で食べたご飯をいくつかご紹介していこうという記事です。観光客目線ではない、京都人の普段のご飯を知っていただければと思っています。
今回は京都市南部の伏見区と京都市の南にある宇治市のお店をご紹介。と思っていたら、地元ゆえにたくさんありすぎたので第一弾としてまとめました。第二弾も書きます。
こちらが第二弾。
かつ扇 宇治・とんかつ/揚げ物
これまでに働く拠点は何度変わったかわかりません。そのたびに私が探すのはラーメン屋さんでもカレー屋さんでもなく「とんかつ」のお店なのです。お気に入りのとんかつ屋さんが見つかるまでは落ち着かない。
今の拠点は宇治市小倉という地域なのですが、かなり早くお気に入りが見つかりました。
「かつ扇」さんです!
薄めの衣はサクサクで薩摩豚は甘くてジューシー。ソースは控えめで十分。定食のお味噌汁も美味しい。
何も足さなくていいし、引かなくてもいい、これぞとんかつ定食というところが安心してホームとんかつ屋にふさわしいです。
鰻cafe ゆきちっ 宇治/うなぎ・カフェ
鰻とcafe。
似て非なるこのふたつをひとつにして店名にするとはどういうことでしょうか。こちらは2023年の3月にオープンしたてであり、私が初訪問したのも開店から間もない頃でした。
鰻が大好物のひとつである私は偶然、このお店を見つけ、そして即入店です。画期的なのは鰻のモーニングがあるということです。日本全国探しても他にはなかなか見当たらないのでは。
鰻のモーニングは750円。朝から牛丼チェーン以外で鰻をいただくのは難易度高いですからこれは素晴らしい試みです。
写真のメニューは鰻どんぶり(上)2000円を定食2200円にしたもの。鰻は3/4ですが、1匹にすると2500円。
たっぷりと堪能できます。
夢中になってるどんぶりから顔をあげるとそこに広がるのは明らかにカフェとしか言えない空間。カフェですからコーヒー、紅茶、スイーツも揃ってます。平日の昼下がりはご近所の御婦人がお茶をされている中、ひとり鰻どんぶりをかっこむという風景が展開されるカオスさもクセになりそうです。
魚楽(ととらく) 伏見・淀/海鮮丼
あえて紹介するまでもない有名店ですが知らない人はまったく知らないということもあり、ご紹介。
京阪淀駅前にあるカウンター席のみの小さなお店。600円台からの豊富な海鮮丼メニューは見ているだけでしあわせな気持ちに浸れます。
写真はうにいくらネギトロ丼であり、いわばエースですが、影のエースは最安のまぐろ2色丼です。
醤油をかけようにもこの盛り方ではこぼれてしまいます。ご飯もちゃんと酢飯で美味しくて、近所にあったら週6で通うおそれがあります。
さらに、魚楽さんにはネタ部分を食べきったら、ネタのみを注文できる「かえネタ」というすさまじいサービスメニューがあります。200円引きでネタ部分のみをおかわり(メニューは選べます)するのです。
ということで、イカ三昧丼をオーダー。
まぐろ丼・いか丼をリレーできるという贅沢三昧、その気になれば3回目のオーダーも可能でしょう。
混みそうな時間をはずして行けば、並ばずに意外とさっと席に着けます。季節のメニューも充実していて、何度も通う価値があります。
ピッツェリア ナポレターナ ドンチッチョ
伏見には竜馬通り商店街という雰囲気のある素敵な商店街があるのですがその雰囲気にマッチしているのがこのお店。
写真中央に見えるアレ。そう、ピッツアを焼くための石窯。ピッツア(以下ピザ)好きはナポリピザしか食べないと知人が昔、話していましたが本当でしょうか。しかし、そう言われるのも納得のピザをいただけます。
前菜とはもっと可愛らしい控えめなものだと思っていましたが、それを裏切るこのビジュアル。そしてちゃんとどれもうまい。ピザが焼けるまでの時間でお腹をかなり満たしてしまいますが、ピザはうまいので別腹でいけます、大丈夫。
あまり丁寧にどんなにピザが尊く美味しいか書いているとセルフ飯テロになるため、説明は割愛します。
軽くワインをあおって、ピザを口に放り込めば、しばしここはイタリアです。
店内も可愛くて、食器もカラフルで楽しい。
こういう商店街にはこんなお店があるといいね、と素直に思えるいいお店です。
いかがでしたか。
京都の人が普段行くお店は観光地のお店とは違う魅力があるのが伝わればうれしいです。こういったお店のレベルが高いのが京都です。
伏見や宇治という京都シティど真ん中から少し距離のあるエリアでは、観光地っぽくない素顔があり、しかもリーズナブルなお店がたくさん。観光客や出張される方から見れば「穴場」です。
第二弾では地ビールに屋外に町中華など少し趣の違うお店をご紹介します!お楽しみに。
こちらが第二弾です。
株式会社イザン 井上浩二
ビジネス系の記事よりもこういう記事の方が書いてて楽しい。
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