トイレで見かけるちょっとした行動に関する個人的見解
自分は、神経質でも几帳面でもないし、どちらかといえば鷹揚でズボラだと思う。だからあまりひと様のことは気にしないほうだと思っている。
が、それはネガティブな捉えかたはしないという意味であって、ひと様の行動自体はけっこう見ちゃっているのだ。あまりいい趣味ではないなと自覚はしているのだけれど。で、些細なことが気になってしまう。
さて、そんな気になる案件のひとつに男子トイレでよく見かける光景がある。
小用をたすべく便器の前に立つひとがいるとする。
そして、そのひと。いざ用をたそうとするその直前、便器に唾を吐くのですよ。
ね、よく見かける光景でしょ?
これ! これが自分は気になってしかたがない。なんかダメなのだ。
確かに路上に吐くよりもよほどグッドマナーなのかもしれないけれど、自分はどうしてもそれを受け入れられない。
なんでダメなのか具体的な理由はよくわからない。唾を吐くという行為が、なんとなく汚らしく下品な行為にみえてしまうせいかもしれない。
しかし手洗いの洗面台に唾を出すことについてはそんなに抵抗感はないんだなあ。
洗面台はOKなのに便器はダメという感覚はどこからくるのだろう。まあ今のところ論点がズレるので、そこは深くは掘り下げないでおこう。
とにかくそういう唾を吐く行動をとるひとは、思っている以上によく見かけるのである。しかも特定の人物に限った話ではない。本当に、一般的によく見るものなのだ。
駅や店などのトイレで定点観測でもしてみればわかるはずだ。少なくとも半数の者は便器に向かって唾を吐いている。(盛りすぎかな?)
この行動が小便器の前で見かける行為なのでそれに限った行動だと思っていたが、もしかするとこれは小に限ったことではないのかもしれない。幸か不幸か大で用をたす人を見かける機会などは皆無に近いのでわからないが。そして特に知りたいとも思わないが。
しかし、なぜ唾を吐くのだろう。まさか魔除けやまじないの類というわけではないだろう。
用をたす際に、口にたまった唾のやり場に困り、目の前にある好都合な場所に… ということなのだろう。
普通に飲み込めばいいのだろうが、トイレという空間の中で口にたまった唾を飲み込む気分になれないのはわからないでもない。
だがそもそも自分はトイレで唾が出てくるような体質ではないので、なんとも言い難いものはある。
そしてさらに気になるのはトイレで唾を吐く以前の問題点。そもそもなぜにトイレで唾が出てくるのだろうか、ということである。
唾はどんなときに出るのか。
「固唾を飲んだとき」の言葉どおり緊張したときだろうか。
確かに今まさに用を足そうと切羽詰まっているという状況は緊張状態にあるといえるだろう。しかしそれが答えなのか? まさか。
誰にとっても一番唾が出るとき。それはちろんご馳走を目の前にしたときではなかろうか。
世の中にはいろんな性癖にあふれている。
うん、つまりはそういうことなんじゃないかな。
初出タイトル「事件はトイレで起こっている!」00年3月5日 初出
24年4月5日 改稿
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