ODAの実態を見る!(その3)
今回は前回(その2)提起した 2. 総合的な計画がなされていない。
という点について詳述します。
これはまず以下の2つの基本的視点が欠落している欠けていることに留意すべきである。
(1) 汚泥処理・処分計画の欠落
水道・下水道プロジェクトを何のために行うのか?
それは人々の衛生改善・環境改善のためであるべきであり、その中で浄水場、下水処理場が建設される。
そこでは、まず水道の原水と下水道に含まれる濁質などの汚濁物質を分離・除去する工程(固液分離工程)が付与される。