見出し画像

家族個体Bと家族個体ab

『結婚って家同士で、するもの』
『えー、そんな古くさいこと言ってんのー』
『実家帰るの面倒くさい』


このシーズンにはいろんなことが、
あるんでしょう。
暦を1つ越えると、
生まれた家を訪れる日本の風習


1月3日
関東大都市圏の駅ビルのカフェで、
堂々1人でお茶飲んで
ヒマそうにしている人がいたら
それは私です。
家族やカップルで過ごすこのシーズン。
好きな場所で好きなもの、
独りで過ごせるようになりました(笑)


今さ、その親族の集まりとやらから、
抜け出たところで、一息ついてるのさ。


家族、所帯を持ったら尚更、
双方の親のところに顔を出す
なぞの儀式


私の場合、同年代の親世代と比べて
かなり高齢のヨボヨボの両親
親のところに里帰りするというより
世話をしに行く感覚


正直、妹夫婦に帰省されても
手間ばかりかかる

『負担になるから外で食事に』
となったのだが、
慣れ親しんだ土地に来ても、
そんな場所ですら、
もう、ボケて迷子になるお年頃の両親
そこまでの引率は、
他単体家族を構成できないでいる姉の私の役目


まあ、
日本の風習からすれば特に疑問も持たないし
致し方ないことだと思うが、
困るのは、なんだかモヤモヤするのは
周囲の『この儀式』への向き合い方だ


今日は、
一応ささやかながら親族の集まりなのである



『◯◯くん(妹の旦那) が、早く到着したみたいだから、先に出発しようよ』と、妹が私に話しかける

私は、同い年ということもあり
ある程度、妹の旦那と親しい

一緒に過ごせなくはないが、
今日は親族の集まりであり、
妹夫婦と、両親が顔を合わせる会である

むしろ私はコブ付きの立場
両親の世話係

妹夫婦=両親+私
の構図


それを放り出して、
妹は先に出発する気なのだ(笑)

君はこの会食を

妹夫婦+私=両親
と思っているのか…


私の考え方が、古いのであろう……
そうであろうよ、きっと
『お母さんと友達みたい』
『友達親子』
みたいな世の中だもの
(もう、それすら古い気がする)



家族個体Aと家族個体ab

家族個体Bと家族個体ab

暦が変わる時期に
組み合わせを変え、集まる
なぞの儀式


一応、儀式は、儀式らしく
全うしてほしいと思うんだよね


こんなこと書いてるけど
それなりに会食を楽しんで終わったよ

いちおう、  ね




これから、母と妹は
妹の旦那を送りに
羽田空港まで遊びにいくって
私も『もちろん来るでしょ?』って(笑)


義姉は帰るぞ!
恭しく、挨拶をして引き上げたい…。




『お食事しましょう』とお誘いを受けた手前、
参加したけど、次から行くのを控えよう…



『誘われたんだから、ご馳走してもらえるのが当たり前』の態度で財布を出さない父も
ものすごく恥ずかしい

普通は、実家に帰ってきた体で考えると
こちらがもてなす側だろうに
この会食の位置付けを分かっていない


『じゃ、行ってくるね~』の母
『え、空港来ないの~』の妹


よく、うちの家族と結婚しようと思ったよね…


私は盆、正月、とても疲れるよ。















この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?