いよかん

気ままに書いていきます。

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最近の記事

『死にたくなったら電話して』

今回は本の感想を書きます。(感想というよりは宣伝文の様な気がするが…。) 『死にたくなったら電話して』李龍徳 (著)  この本はキャバ嬢に依存していく一人の浪人生の物語である。キャバ嬢に依存すると言っても、お金をつぎ込んで借金して自滅するとかそのような物語ではない。では、何に依存するのか?ずばり、キャバ嬢の思考に依存するのである。  初めはキャバ嬢の思考に困惑、拒絶していた主人公が、いつの間にかキャバ嬢の思考に自分自身も変化していくのである。精神的というか内面

    • ラーメンズ「study」

      ラーメンズというお笑いコンビがあるのですが(今は活動してませんが、解散を宣言してる訳ではないのでこの書き方です)、その中のネタで「study」というものがあるのですが、それが少し哲学的な台詞があって割りと気に入っています。(といっても冒頭部分だけです) 例えば 「いつか克服出来るだろうと思っていたものが克服出来ないままに、僕は消えてなくなるのだろうか。」 「長い長い時間の中に今までいなかった貴方という存在が現れて、今居て、そしてまた居なくなっていく。何も無かったように完全に

      • マジレス

        マジレスという言葉はあまり好きではない。真面目に返答することが何故いけないのかと思ってしまう。 知り合いがふとネタを言って、私が返答したところ「マジレスはナンセンス」と言われた。そもそも、真面目な返答をその様にネタ扱いされる事が私はとても不愉快なのである。それこそナンセンスな発言であると思う。 ネタに対して、真面目な返答をするということはそんなに滑稽な事なのだろうかといつも思う。そもそも話の中における“ネタ”というものがあまり私は理解が出来ない。ネタをネタとして受け

        • オンライン哲学対話に参加しての感想

            今回、学習院大学の哲学対話サークルPhilo Laboさん https://twitter.com/Philo_LABO?s=20 の Zoomを使ったオンライン哲学対話というものに参加してみましたので、感想をつらつら述べていきたいと思います。   そもそも、哲学対話というものをざっくり簡単に言いますと、ある一つのテーマに対して、参加者の方々が自由に思っていることなどを話して、そのテーマについて考えてみるといった事を行います。   さて、哲学対話のざっくりとした説

        『死にたくなったら電話して』

          (ネタバレ注意?)ヲタクに恋は難しいの感想的なもの

          映画『ヲタクに恋は難しい』を見てきたので、それの感想を述べたいと思います。(ネタバレするかも知れません。ご注意下さい。) まず、映画としてはあまり観ていて映画を観ている感覚というのではなく、劇中に歌唱する場面が多かったので、ミュージカルを観ているような気持ちでした。 次に内容についての感想ですが、劇中に二藤(主人公の彼氏)がペンライトを持って踊るシーンがあるのですが、その際のエキストラさえもが全員眼鏡をしており、社会の中で“オタク”という立場は認められつ

          (ネタバレ注意?)ヲタクに恋は難しいの感想的なもの

          つらつら

          ふと、思い立ったので書いてみます。 死についてです。 皆さん、死についてどう思っているのでしょうか。 まぁ、大抵は怖いとかそんな感じだと思います。 よく「死は救済だ」といわれます。 (これは私がよく目にするだけかも知れません。) でも正直、私は死は救済だとは思いません。死は“死“でしかないと思います。 まぁ、そりゃ当然と言えば当然なのですが、どういう事かというと“死“に付加価値なんて無いということです。 (ここからは私

          つらつら

          詩的な何か1

          ・あぁ、ここはどこだろう 暗くて落ち着く。 突然押される。 あぁ!止めろ! 私を地獄に連れて行かないでくれ! ・さぁ、魂の解放の時だ! 私はやっと自由になれるのだ! 私は今まで感じた事の無い幸福感を 味わった。 ・静かに夜は流れて行く。 私は夜が好きだ。 誰も私を邪魔しない。 自分の世界に浸れる。

          詩的な何か1