![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/36663263/rectangle_large_type_2_f4df8292a7e383515dc389c5703ad047.png?width=800)
ディズニーのVRアトラクションから、新たに「スカイダイビングVR」で飛躍を狙う【#106】
今日のトピックは「訓練なしで飛べるスカイダイビングVR」について。
______________________
こんにちは、こんばんは。
VR/ARの会社を設立した大学院生(@iwhododo)です。
VRは注目の高い領域だけに、日々大量のニュースを目にします。
そこで毎日1つだけVRに関連したトピックを取り上げてお届けしています。
※ちなみに選定基準は100%の独断と偏見に基づきます。
毎日更新しているので、ぜひフォローしてチェックしてください。
【 おねがい 】
現在、音声チャットやZenlyを積極的に使っているユーザーからヒアリングを実施しています。ご協力いただける方・ご興味のある方は、ぜひTwitterのDMや会社ホームページから、お気軽にご連絡ください。
この記事のまとめ
「スカイダイビングVR」の企業・Jumpが発表
映画「Matrix」で知られるデザイナー・John Gaeta氏も参加
多くのVRアトラクション施設は苦境
スカイダイビングVR企業がスタート
VRアトラクション施設「The Void」の共同創設者・James Jensen氏は「スカイダイビングVR」の企業・Jumpを発表しました。
Make The Jump! Check out this clip from our documentary video coming soon. What is your dream of flying? Where would you want to JUMP? Let us know. We'd love to make your dream come true. #limitlessflight #MakeTheJump pic.twitter.com/GoWJyikPcm
— Jump (@limitlessjump) October 6, 2020
Jumpではユーザーが指定のウィングスーツに着替え、ヘルメットに埋め込まれたVR HMDを装着して臨場感あふれる「スカイダイビングのようなVR」を味わうことができる模様。Jumpのウィングスーツ体験は、来たる2021年にも予定されています。
高額な装備や訓練、リスクを必要とせずスカイダイビングが体験できる価値がユーザーにどう刺さるのか気になるところ。体験する場所は自宅ではなく、ポップアップ型のインスタレーションとして展開される可能性もあります。
ダイビングや視覚効果の専門家も参加
JumpにはVRの専門家だけでなく、プロのスカイダイバーや映画・Matrixの「Bullet Time」で知られるデザイナーのJohn Gaeta氏もアドバイザーとしてプロジェクトに参加しています。
VR体験施設の受難
VR体験施設も新型コロナウイルス(COVID-19)の影響を著しく被った業界のひとつです。実際多くの店舗が閉店しており、James Jensen氏の設立した「The Void」も例外ではありません。
関連記事:また閉店・・・。「VR体験施設」がteamLabになれないカルマ|今日の「ヤバい!VR」#18
一方それまでの期待値は非常に高いもので、いくつもの企業が立ち上がっただけでなく、実際にアトラクションや施設を設立してきました。実際、海外セレブなどから大型資金調達を実施していた企業もあります。
関連記事:ウィル・スミス、ケイティ・ペリーも出資したSandbox VRが破産保護を申請【#69】
しかしながら収益の問題も大きく、施設をそのまま維持している企業はわずかです。その他、事業転換する中で企業買収を実現した企業も多くなりました。
関連記事:Appleがコロナウイルス後に事業転換したVR企業「SPACES」を買収【#76】
The Voidは映画「スター・ウォーズ」シリーズ、「シュガー・ラッシュ」を題材とした「Star Wars: Secrets of the Empire」、「Ralph Breaks VR」などディズニー作品を取り扱っていましたが、今年7月にライセンス違反で、ディズニーに関するすべてのIP(知的財産)の使用停止が命じられ、ディズニーリゾートの店舗も閉鎖しました。新型コロナウイルスに加えてディズニー作品の影響で今後さらに窮地に陥る可能性もあります。
しかしながら、Jumpもおそらく家庭向けではなく、ロケーションベースで作られるサービスだと思われます。いまなおオフラインでの交流や経済活動の再開には課題が残りますが、そこに対する対応も含め、これからのJumpの発表には目が離せません。
World Maker Inc.について
World Maker Inc.ではAR・VRで新しい日常を探索していきます。
一緒に検証していただけるパートナーや開発メンバーを随時募集中です。
TwitterのDMや会社ホームページから、お気軽にご連絡ください。
特に現在音響に明るいエンジニアを募集しています。学生も歓迎です。
また、高校生を対象にテストを予定しています。お知り合いや兄弟姉妹のいらっしゃる方はお声がけいただければ幸いです。よろしくおねがいします。
noteは毎日更新しています。昨日のトピックは「Kickstarterでキャンペーン中のZappar」について。
明日も更新予定です!ぜひフォローしてマイペースにご覧ください。
過去のnoteはこちらにまとめています。
出典:Road to VR, The Void Co-founder Unveils VR Skydiving Attraction ‘JUMP’, Locations Coming 2021
会社のみんなとドーナツ食べます。