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不定期にパラダイムシフト。棚卸し。


自分の生活の棚卸し時期。

最近、何してたっけ?

最近の自分の要素を大きく分けると
1更生保護
2心理
3眼鏡
かな。

自分の棚卸しをして行くのが今回の目的。
あまり厳密ではなく思ったことを書いていきます。

まず、1更生保護について棚卸し。

今年の4月から毎月2回、「心の微量栄養素 少年院ラジオ」を配信している。
資格取得用書籍を少年院に差し入れていという取り組み。
 チャリティーゆえか、今のところの諸費用は私のポケマネから。
得られる基金があれば申請したいのだが、不慣れなので後回し。今年度は続ける予定。

獄中者の家族と友人の会も続けている。これは約10年続けている。
次回は、6月22日、その次は8月3日。
お師匠山際さん、もうすぐ92歳。

参加対象者が家族が逮捕されたなど、セーフティネットとして運営。
お師匠は「救援」を目的として続けてきたので、これを収益化する気は無い。


 お師匠から引き継ぎで、折山さんの再審請求事件も手伝っている。
クラファンで得た資金で今後は実証実験を行って行く予定。

返礼品の絵葉書は私が書きました。
40部くらい申し込みありました。224万円ほど集まったクラファンだけど、再現実験用の予算。


NPO法人セカンドチャンス!も、代表のサイモンくんと出会ってから、かれこれ9年ぐらい参加している。

ホームページ見たら更新されていないけど、次回は7月7日17時に埼玉県の浦和に集まる予定。
交流会の日程調整はしているが、あくまでいち参加者。 


5月には関東管区に新しくできた刑事施設、市原青年矯正センターに行ってきた。


市原青年矯正センター

これらの経験から、先日は
配慮を有するものに対する刑事施設の処遇
及び出口支援の在り方というテーマで
東京犯罪社会学研究会で発表させていただいた。

しかしまあ、色々間違えていたなと反省。
これまで、弁護士会、刑事施設視察委員会、更生保護施設、社会福祉協議会、大学の福祉の学部、法学部などで講演してきたけど、
初めての人にもわかりやすい内容での情報提供が主な内容になってた。

パワポの表紙

自分には、社会学というベースがない。

その指摘とともに、参加する研究者に基礎的な書籍と論文を教えてもらった。

届いた本、ウェーバーの歴史は科学か、を読んだ。
観察者は予断を保留して、観察者としての影響を加味しつつ観察する。

科学的で、合理的。

これに基づいて統計を取りたい対象もある。

「安全な場での身体拘束は治療的である」
と仮説を立てて、
縄で縛るイベントの参加者に、縄で縛られる前と後で効果測定をしたいと思っていた。
しかしまあ、イベント会場で縛られるのは全員ではないし、それこそ、それぞれに趣味嗜好性癖の差異があるから、その方向と強度の測定がとてもし辛い。

また、私は、関わる人との対面・対話をすることは多いけど、

集団から統計を集めて傾向を見出す視点を持たないようにしていた。

その原因の一つに、

生活困窮者や刑務所出所者にアンケートを取ることの難しさがある。
自身の顕示欲よりも関係性で得た情報の守秘を優先。

泊まるところのない人に宿泊場所を、
食べ物のない人に食料を、
働き先のない人に就労を、
病のある人には医療を、

被支援者が求めるように支援者として提供できるものや事柄があると、フラットな関係を作ろうとしても、支援者と被支援者というランクは現れる。

今回の事例発表として、同意を取れた仲の人も何名かいたが、その同意は、彼らが得た恩恵に対して、私が求めた対価ととれなくもない。
その生活に困窮したものたちは、私が求めた情報を謝意として差し出している。


生存に必死な状態の方たちばかりだった。

傷つきやすく、好戦的で反抗しやすく、社会的な価値観を持ってその劣等性に苦しみ、困窮している。

そういう人に対する集計が嫌いだ。

また、私自身、心ないと思える、不快な記憶を残す集計者にあってきた。

たとえば、虐待被害についてのアンケートは、センシティヴな内容として、どういった目的でそれを聞き、どういう研究に使うのかということを明示してほしい。答えない自由は暗黙のものとしてあるのだが、それも明示してほしい。

また、報酬となる対価がないのも辛い。
私自身、テレビ制作者や新聞記者や省庁の方たちの質問に対面で自分の体験、経験を話すことがあったが、良くてそのファミレス代の負担をされる程度。また、悪いときは居酒屋の割り勘で、私がその質問者の酒代を負担したこともある。

統計者として統計するなら、その侵襲性に対しての対価を用意すべき。
相手は取材や研究といった本職をこなしているのだろうが、こちらは日々の生活で捻出した余暇時間を提供している。そういう自覚を持ってほしい。


この辺モヤモヤ。

おつぎ。
2. 心理

先のSM緊縛の効果測定も心理の分野であろう。
心理学に関することで定期的に、勉強会やワークショップ、カウンセリングをしている。

学ぶのが目的となっている。

人を救える心理学とは?
学びたいのは心理であって真理でもある。
救うのが目的ではなく、探求が目的。

6月28日は、心理と言いつつ、肉体の困りごと、
医療用のインソール、オーソティクスの測定会します。

ゲスト、青森から小倉雅子さんを招いての測定会。
青森でイノチグラスを提供する多芸な友人。

医療用のインソールについて、からだに関することだから学んでおきたい。


6月30日は感情焦点化療法を阿佐ヶ谷で行います。

教材を用意して勉強会をする予定。

内容にピンときた方に募集をかけているので、詳細は告知していません。


刑務所経験者に参加費優遇をする「つみ☆げしゆ」も今年中に開催予定。

いろんなことをしているね、と言われるけど、自分にとっては地続き。

薬物依存について学び、トラウマについて学んできた。

トラウマケアが必要な方に、カウンセリングを提供している。



3 眼鏡
眼球運動を使ったトラウマケアを3種学び、目と体の相関関係に興味を持って眼鏡屋になった。

だから、「眼鏡」は自分の要素としてはトラウマケアより新しい上層のもの。2月から阿佐ヶ谷で部屋を借りて名古屋といったり来たりめがねやしています。

フィッティング練習用のポット

メガネ作りも学びを重ねていくと、
やれることが増えていく。
より、客様のニーズに広く対応できるようになった。
調光サングラス、スポーツグラス、遠近両用、カラーグラスなど、リーズナブルな価格で提供中。

名古屋で作成の場合、モンキーフリップの実店舗でフレームを選んでいただくこともできる。

また、新たな要素に、母子支援に関わる人達との連携をするため、

4月から石のスープの会をしている。
次回は7月7日。おかげさまで満席。

女性保護施設に関わる人たちにお声掛けして集まっていただいている。

生活困窮者支援の現場というのは、社会の症状であって、そこに支援提供をするのは、対症療法のように、終わりのないことにも思える。

少なからずの数、現場の支援者たちが疲弊して倒れてい退いていくのを見てきた。


ゆくゆくは、施設運営したい。
 女性の利用者が性的被害を受けた法人を見てきたので、こういうことがあってはならないと思うし、だから自分は代表にならないとも思う。

 トラウマのケアラーのトレーニングの場所を作るのがいいのではと、考えている。

簡易的な宿泊所も備えて、集中して心理療法を学べる場所。

ヨガマット、マッサージベット、リクライニングできるソファーなんかも置いて、トラウマケアを学べる場所を作りたい。


そしてそして、自分への問いかけ。

「楽しんでいますか?」
「やりたいことをやれてますか?」
「なしたいことに向かっていますか?」

そう問いかけてみてます。

とりとめもなく。

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