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ITパスポートは現代の「読み・書き・そろばん」となるか

ITパスポートが新たな基礎スキルに

2022年4月、政府の「AI戦略2021」に基づき、ITパスポート試験の内容が「情報Ⅰ」に合わせて改訂された。 ITパスポートは、現代のビジネスパーソンのITスキルを測る指標になっている。

2030年代には、新入社員のほとんどがITパスポートと同程度のITスキルを身につけているだろう ITパスポートは、まさに現代の「読み・書き・そろばん」となるかもしれない。

リスキリングの第一歩としてのITパスポート

情報ⅠやITパスポートは、リスキリングの入口として最適な教材と言える。 これらの知識は、高度なITスキルを習得するための基礎体力となり、ITの専門家とコミュニケーションがとりやすくなる。

ITパスポート取得の目標

ITパスポート取得の目標は、ITの専門家になることではない。 重要なのは、ITの専門家と対話できるレベルの知識を身につけること。 業務上の課題をITの専門家に相談し、説明できれば十分。

また、ITパスポートは統計検定3級に相当する知識も問われる。データに基づく意思決定という観点からも有効である。

まとめ

ITパスポートは、「読み・書き・そろばん」と言えるほど、重要な基礎スキルとなってきている。ITパスポートを活用したリスキリングを通じて、競争力を高めることができるだろう。


中小企業DX事典|Iwakami Sho|note
「DXが浸透しないのは言葉の定義が曖昧だからでは?」という仮説をもとに「デジタル活用=DX」という広い定義を設定しました。具体的なデジタル活用に役立つノウハウをまとめます。スキマ時間でサクッと読める内容を目指しています。

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