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点から線へ、「線」のデジタル広報戦略

広報は「点」ではなく「線」で考える時代へ

デジタル化により、企業の広報活動も大きく変化している。 従来のマス広告中心の「点」の広報から、SNSやWeb広告などを組み合わせた「線」の広報へとシフトしている。

この「線」とは、 リリースから始まり、SNSやパブリシティを活用して徐々に認知度を高め、最終的にWeb広告で購買に繋げるという流れである。

コミュニケーション起点はパブリシティ

コミュニケーション起点はパブリシティからはじまる。 パブリシティとは、メディアに取り上げられることで、間接的に製品やサービスの認知度を高める手法。 SNSやWeb広告と比較して、信頼性が高く幅広い層へのリーチが期待できる。

各段階における情報拡散の役割

  • リリース: 新製品やサービスの情報をメディアに提供し、ニュースの起点を作る。

  • SNS/キャンペーン: 一部の層で話題を作り、意図的に盛り上がりを生み出す。

  • パブリシティ(Web): SNSでの盛り上がりをきっかけに、Webメディアに取り上げられ、徐々に認知度を拡大する。

  • CM: テレビCMなどで、製品やサービスの認知度をさらに高める。

  • Web広告: 検索エンジンやSNSなどでの広告を通じて、購買意欲を高め、購入に繋げる。

また、3万円でニュースリリースを打てるPR TIMESもある。小規模な企業でもプレスリリースを配信できる。SNSでの拡散力にも繋がっていく。

まとめ:効果的な情報拡散で購買につなげる

広報戦略もデジタル技術を活用し、多角的なアプローチで情報拡散をする。 特に、パブリシティを起点とした情報拡散は、信頼性とリーチの広さという点で有効になる。


中小企業DX事典|Iwakami Sho|note
「DXが浸透しないのは言葉の定義が曖昧だからでは?」という仮説をもとに「デジタル活用=DX」という広い定義を設定しました。具体的なデジタル活用に役立つノウハウをまとめます。スキマ時間でサクッと読める内容を目指しています。

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