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220円で息子が何も言わなくても靴を揃えるようになった。

我が家は『ただいまー』の後の枕詞は『靴揃えてー』って言うくらい、
『靴揃えてー』って言わない日はない。


あえて言わない日は
(あ、今日は揃えなくていいんだ、、、)と思っているらしく揃えない日々。
そして『揃えてーって言われなくても揃えて―』という日々。

やっぱり玄関が大事なんでしょ。その家を表すんでしょ。
だったらうちはヤバい。息子の靴が、、やばい。

きっと息子は靴を揃える重要性を分かっていないんだな。
そりゃそうだよ、私もよく分かっていないもん。

私が靴をそろえる理由はきれいな玄関は気持ちがいいからだし
『玄関は家の顔だ!』だし
『玄関がその家を表す』だから。大人の理由。

大人の理由を分かるようになるまではもう少し時間がかかるかな。
それまでゆっくり待つか。とはいかないぜ!息子よ!


靴は揃えていただきたい。
その想いは日に日に大きくなっていき、
どうしたら息子は靴をそろえるか?と頻繁に考えるようになった。

そしてある時思いついた。
息子の下駄箱に名前を張って位置を明確にしたらどうか?
ここがセイタのお靴を置くところだよ!!と。

私は早速テプラで『せいた』とかいて
学校の下駄箱みたいにペッタリ張ったった。

それを見た息子は大喜び。やった。
ちょろすぎん?

っつーわけで我が家の来る揃える問題は解決しました!ではなかった。

喜んだけど揃えない。
それとこれとは別だよー、ってことか。
あんなに喜んだのに。
ママを喜ばせるのはちょろすぎるだろうよ、息子。

もう!

そんな時、新しく通い始めた療育施設で大発見をした。

そこは玄関に足形を置いてくれてある(靴形か)
それを見た息子はそこに靴を脱いだ。すんなりと。
何の躊躇もなくそこに靴をそろえた。
なるほど、ちょろいやんけ。

足形のような”わかりやすさ”が必要なわけか。
わかりやすければいいのか。

そして私は100円ショップへ行き、
息子の足のサイズにピッタリのB5の書類ケースを買ってきた。2つ。220円。

そして私の足のサイズにピッタリのA4の書類ケースも2つ買った。こちらも220円。
そして玄関に書類ケースを計4つ、置いた。
私のブーツとシューズ用
息子のブーツとシューズ用。
我が家の玄関を入ると書類ケースたちが
「僕たちのの中に靴を揃えて入れてね!」
と口々に言っている。

どや、分かりやすいやろ。

しかもそのケースに先日テプラで作った名前シールも貼った。

それを見た息子は大喜び。
喜んでからのー、
そこに靴を置いた。
毎日毎日。
言われなくても。
毎日その書類ケースの中に息子の靴がある。

テプラで名前は大人にはわかりやすい。
でも書類ケースは大人も子供もわかりやすい。

みんなに優しいわかりやすさがいいね。

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