生産性を上げても経済は成長しません。 学者は間違った認識の人もいます。

経済成長の大元は人口なんです。日本も人口オーナスのピーク時にバブル期を迎えそれが過ぎると内需の低迷期に入りはじめたんです。人口が少なくなると投じた資金に対する乗数効果がうすれ経済対策の効果は低くなります。新聞に学者が生産性を上げれば成長は維持できると書いてありましたが実需が蒸発する国で量的な経済成長は現実的にはありません。生産性を上げた企業、人の給料は上がりますが、国全体の経済成長にはつながりません。人口が少なくなる国の経済政策は今までの常識の範囲ではなく全く違う発想による経済政策でしか救うことができません。真水になる直接的な収入保証はその1例なんですが、必ず消費に回るように制度設計されたデジタルキャッシュを発明すればいいんです。
退蔵されやすく貯蓄に回されやすい紙幣での給付にこだわる発想事態が時代おくれなんです。AI、機械の自動化は供給力の過剰を生み出し経済活動に参加できない人を作り出します。AIのなかった時代に構想された経済学が今の時代の救済策になるのか甚だ疑問のあるところです。

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