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就労移行支援、就労継続支援ってなに?

こんにちは。いわたコトバのそうだん室の岩田です。


なんだか題名書いてて思ったんですけど
漢字が多いと難しいし、読みにくいし、覚えにくいし、いい事ないですね!
お役所さんどうにかなりませんか!?笑

という事を思いつつ、今日は「就労移行支援と就労継続支援ってなに?」です。
街中で「就労支援移行支援事業所」「就労継続支援A型」なんていう看板を見かけたりした方も多いのではないでしょうか

でもこれ一般の人は発達障害系のなにかなんだろうけど、、っていう感じですよね。
そこで今日は簡単にこれらの違いを説明していきます。

これら2つとも「発達障害の人が働くための支援」という点では共通しています。

就労移行支援と就労継続支援は全く別物

一見同じような名前ですが(というより名前が似すぎてて混乱しますよね)
「就労移行支援」「就労継続支援」真ん中の文字が違います。
就労に移行するのか、就労を継続するのかということです。

簡単にいうと
「就労移行支援」••一般企業に就職を目指す場所(訓練とか練習とか)
「就労継続支援」・・一般企業で働けない人が働ける場所。

就労移行支援は
「一般企業で働きたいんだけど、発達障害があるから働けるのか不安」という方が働く準備をするところで、
就労継続は「障害で一般企業で働くことはできないけど、支援やサポートを受けながら働ける場所」というイメージでしょうか。

就労継続支援は2種類ある

就労移行と就労継続支援は全く違うサービスですが、就労継続支援の方(働く場所を提供してくれる)はA型とB型の2種類あります。

簡単に違いをいうと「A型は雇用契約を結んでしっかり働く」「B型は雇用契約は結ばず、比較的柔軟に働く」という違いがあります。

A型の多くは勤務時間が、4〜8時間で働いた分の給与がもらえます。
一方、B型は働く時間の決まりはなくて、数時間働いたあとは事業所で自由に過ごすこともあります。そのためB型は給与ではなく工賃という形でお金をもらいます。

A型の給与とB型の工賃

A型の方の平均賃金は81,654円で、B型の平均賃金は14,393円となっています。

B型では、仕事量や作業量によって支払われるため単価の高い仕事をたくさんすれば工賃も高くなる一方、あまり働かなければもらえません。

まとめ

発達障害者への支援やサービスは制度自体が複雑なことや名前が似ていることで混乱しやすい面があるためしっかり調べることが大切です。
また地域や事業所によっても独自のルールや違いがあることあります。
使いたい制度や事業所があれば一度話を聞きに行ってみるといいと思いますよ👍

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