学びを学ぶ
先月、所属する関東信越税理士会の「学術研究討論会」というイベントに参加しました(私は発表側ではなく聞く側です)。指名された3県の代表者がそれぞれ考える「相続税法」の問題点と各々の提言を発表する会でした。
冒頭で行われた会長や運営者の挨拶では、それぞれ「学ぶ」がテーマでした。
「学びを学ぶ」
「専門家の責務の1つは、一般の人よりも常に学ぶこと。」
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noteを始めて、専門家どうこうではなく、みんなそれぞれ「生きるために学んでいる」という事をすごく感じています。それは学業や仕事のためというよりも、多様な環境、価値観の中で、より充実した生活、人生のためにいう意味で。
読書や交流だけでなく、自問自答のように過去、今の自分と向き合う行動も立派な「学び」なんだろな~なんて感じます。
私も、気づけば色々な分野を学びたい気持ちになっていました。自然と視野を広く、アンテナもグングン高く張りたくなり、絶賛、積み読タワー建設中です。
それも良いことだと思っていますが、先月の諸先輩方の討論を聞いてみて・・・。
おっと、そうだ。
やはり深く、じっくり学びたい分野は税務だよな。
と、いい意味で視野をキュッと狭める「やる気スイッチ」が押されました。
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1 違う環境(価値観)のヒト
2 同じ環境(価値観)のヒト
いずれも人生をよりよくする「刺激」ですね。
討論会の後、相続税の「学問的」な研究をしたいな~と思いましたが、12月という事で「実務的」な税制改正大綱の話題も日々賑やかになっています。
大綱に関する日経の記事を少し紹介しても、まあ・・・いろいろあります。
今、話題に出ている案が今月中旬に決定、その後、公表されます。
【 例えば去年の資料 ↓ 】
どの情報も重要ですが、婚姻歴の無いシングルマザー(ファザー)の方への所得控除新設案は、特に実務でも広く影響がありそうです。
学ばなければいけない事もたくさんありますが、学びたい事もたくさんある。それは職務でもあり、生きがいの1つ。意欲を持ちながら、できることからコツコツと。
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(参考:「学習欲」に関する話)
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