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クレジットカード付帯の海外旅行保険の裏技&無料で使える〇〇で十分な補償を得る方法|おすすめクレカリストと付帯保険管理用スプレッド(Excel)シート付

こんにちは。独立系のファイナンシャルプランナーのダイキと申します。


本記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。本記事は、クレジットカードの海外旅行保険について徹底解説したnoteです。


まず初めに、簡単に自己紹介をさせていただきますね。


▼筆者のプロフィール(記事の信頼性)

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・元クレカ会社社員であり元保険会社にも勤務の独立FP
・損保資格保持者(2社目)
・海外渡航経験は30カ国以上。現在は年4回程度。
・東南アジア旅に半年以上の滞在旅も経験あり
運営中のブログにてクレジットカードの記事を50記事以上執筆


海外旅行によく行かれる方なら、クレジットカードに無料で付帯する保険の話を聞いたことがあるかと思います。


そして、このように考えたことがあるのではないでしょうか?


「わざわざ面倒な手続きをして、しかも高額な海外旅行保険に入らなくても、クレジットカードの付帯保険だけで足りるのでは?」


何を隠そう、僕自身がこのように考えました。(笑)


事実:長期の渡航は海外旅行保険が高い


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(画像引用元:ジェイアイの海外旅行保険)



海外旅行保険って短期だと安いのですが、長期だと高いですよね。特に6ヶ月になると、10万円以上は確定です。


使わないかもしれないのに、かなり高額…。できれば費用を抑えたい。でも安心は捨てがたい。」という方が本記事をご覧のことと思います。


上記の方の中には、すでにクレジットカードの無料の付帯保険を数多く比較検討して作成している方もいらっしゃることかと思います。


ですが、細かく調べているうちに下記のような【不安】も出てきたはず。


「クレジットカードに無料付帯する旅行保険だけで"本当の本当に"補償額は足りるのだろうか?」


確率論で見れば、海外旅行保険はほぼ使うことがないので入らなくても良いくらいなのですが、万が一大きな損害を被ることになると、人生を狂わせかねないインパクトがありますよね。


ということで本記事では、下記のような疑問にお答えしていきます。


・渡航先でもし万が一の事態が起きた場合、最大でいくらかかるのか?
・クレジットカードの保険はその事態を完全にカバーしているのか?
・カバーしていないならどれくらいの補償が必要なのか?
・最小限のコストで十分な補償を確保できるのか?


取り扱う内容は以下です。


▼本記事の内容(コンテンツ)


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・クレジットカード付帯の保険の裏技をわかりやすく解説
・「足りない」と思って海外旅行保険に入る前に確認したい超重要事項2つ
・僕が使っているクレジットカードと付帯保険の内容を紹介
・クレジットカードの付帯保険だけで"本当に"足りるのか?|事例検証
・【データで解説】トラブルの95%を占めるのはこの3つ!
・半年間の東南アジア旅で必要な補償額をシミュレーション
・超高額!追加で海外旅行保険を上乗せするエリアとおすすめの保険内容
・莫大な費用や大病のリスク、緊急対応を予防する渡航前の4つの策
・【プレゼント】旅行保険管理用のスプレッドシート(Excel)
・海外旅行保険付きクレカを紹介特典ありでの申込み



僕自身がクレジットカード会社で勤務していた経験があり、しかも保険会社で損害保険を取り扱っていた実績もあります。
さらには自分自身で180日間程度の旅をしてきた経験
もあるため、旅人向けに特化したかなりツウな内容ですが、保険面で役に立つ情報をこれでもかと盛り込みました。


今のところ、ここまで詳しくそして裏ワザ的な内容まで網羅して書いてる人はないですね。

そして、これから旅立つ方のために、僕自身が使っているおすすめのクレジットカードの紹介(特典あり)や、保険の管理シートもお付けしています。


▼本記事の想定読者(おすすめな方)

・海外に渡航予定で、海外旅行保険に入ろうか迷っている方
・最長で180日間以内の海外旅行を検討している方
・カード会社&保険会社にいた人間との視点や技を詳しく知りたい方
・使わないかもしれない海外旅行保険にお金をかけたくない方
・家族や同伴者の分の海外旅行保険の内容と金額をエクセルで整理したい方
・おすすめの海外旅行保険付きのクレジットカードを知りたい方

上記のような方であれば、ご購読いただいて損することはないでしょう。


▼本記事をおすすめしない方

・一度も帰国せずに180日以上の長期の旅行や留学を検討している方
・自分でエクセルを作るのが好きな方

上記の方は購入されない方が良いかと思います。本記事では対応できない可能性が高いです。


ということで、早速本編に入りますね。無料部分もある程度用意してますのでぜひ参考にしてみてください。


序章:旅行保険の目的を今一度考える。


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まず、ほとんどの方にとって保険に入る目的は


万が一とはいえ、ある程度のお金が急に出て行くと経済的にピンチだから


のはず。



・たんまりと貯蓄がある方
・損害額の経済的インパクトが小さい事象
・事前にある程度リスク対策が可能な傷病



には、保険はほぼ必要ないはずです。


保険の目的は「起きたら経済的に超困ることに備えること」です。


損害額が小さいものにわざわざお金をかける必要はない」ということは鉄則ですね。


ご自身にとって、本当に必要な補償はなにか?いらない補償は何か、そして追加すべき補償はなにか見極めていきましょう。


クレジットカードの付帯の旅行保険とは?


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クレジットカードには無料の付帯サービスの一つとして、海外旅行保険が付いているものがあります。


別途申し込み手続きをせずとも、そして保険料を追加で支払わなくても海外旅行中の補償が受けられるんです。


実は、この無料付帯の旅行保険、引受会社は大手の損害保険の会社です。


ご自身のクレジットカードに、もし付帯保険がついていたら「〇〇カード 付帯保険」などでググってみて保険の引受会社をみてみると、ちゃんとした損害保険会社のはずです。


なので、「無料だからサービスの質が落ちる」ということはなく、空港のデスクなどで加入する海外旅行保険と同じサービスが受けられます。


クレジットカードに付帯する保険の補償の内容は


・死亡/後遺障害
・傷害治療費用
・疾病治療費用
・賠償責任
・救援者費用
・携行品損害


などが多いです。


一部のゴールドカードやほとんどのプラチナカードには

・乗継遅延補償
・出発遅延補償
・欠便/搭乗不能補償
・受託手荷物紛失補償
・受託手荷物遅延補償


などのプラスαの補償もついています。


まずは、それぞれがどういった内容なのか確認しておきましょう。


とはいえ、ここはググれば細かい内容まで出てくるのでサクッと解説しますね。



死亡/後遺障害補償


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海外旅行中のケガや事故で、事故から所定の期間内に亡くなったときや、後遺障害が生じた場合に保険金が支払われます。


保険会社によっては、「傷害」に限らず、旅行中の病気で亡くなったときも補償しています。


傷害治療費や疾病治療費の補償


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病気やケガがもとで医師の治療を受けられた場合に診療・入院費用等のかかった実費を支払ってくれる補償です。


後ほど紹介しますが、一番用意しておきたいのはこの治療費です。


ヨーロッパやアメリカなどではかなり高額な治療費が請求されます。


救援費用補償との合計に上限枠が設けられていることもありますので、よく確認してください。



救援者費用補償


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海外旅行中のケガや病気が原因で死亡したときや、入院した際に家族が現地に駆け付ける費用などを補償してくれます。


旅行中のケガや病気である程度の期間入院する、またはかなり危ない状態にあるケースなどでは、家族がチャーター機などで駆けつけますよね。


救援者費用補償では、親族の分の現地までの航空券代や宿泊費用が補償されます。



携行品損害補償


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海外旅行中に、盗難や破損、火災などで携行品(カメラ、衣類、パスポートなど)に損害が生じた場合に保険金が支払われます。


盗難や破損に十分に注意していれば、この補償はなくてもいいのですが「急に落としてしまった」「知らないうちに盗まれてた」など急なトラブルはつきものです。



賠償責任補償


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海外旅行中に誤って他人にケガを負わせたり、他人の物を壊したりして損害を与え、法律上の賠償責任を負った場合に保険金が支払われます。


平たく言うと、旅行中に、人の物を壊してしまった、人を傷つけてしまったという場合の補償です。


航空機遅延費用補償


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予定していた航空機が遅れたために、予定外の宿泊代や食事代、移動のタクシー代などが発生した場合の補償です。


使う可能性は高いですが、損失額としてはかなり小さいことが多いです。


【クレジットカード付帯保険の裏技】


さてここからいよいよ本題に入ります。本記事では下記のような内容を解説していきます。

・クレジットカード付帯の保険の裏技
・「足りない」と思って海外旅行保険に入る前に確認したい超重要事項2つ
・僕が使っているクレジットカードと付帯保険の内容を紹介
・クレジットカードの付帯保険だけで"本当に"足りるのか?|事例検証
・【データで解説】トラブルの95%を占めるのはこの3つ!
・半年間の東南アジア旅で必要な補償額をシミュレーション
・超高額!追加で海外旅行保険を上乗せするエリアとおすすめの内容
・莫大な費用や大病のリスク、緊急対応を予防する渡航前の4つの策
・【プレゼント】旅行保険管理用のスプレッドシート(Excel)
・海外旅行保険付きクレカを紹介特典ありでの申込み


当然ですが、このnoteでしか手に入らない情報をふんだんに詰め込みました。


ぜひ一緒に知識武装して、本来払わなくて済む保険料および治療費を節約しましょう。そしてその分で一層海外旅行を満喫していきましょう!!

裏技①:複数枚持ちで"補償の金額"を増やす


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クレカ付帯の保険では、死亡後遺傷害の補償以外はクレジットカードの枚数分だけ補償の金額が合算できます。


つまり、複数枚の旅行保険つきクレジットカードを持つことで補償額が追加されるのです。


例えば、楽天カードとエポスカードをそれぞれ持っている場合、以下のようになります。


▼エポスカードと楽天カードの補償額を足し合わせた場合

・死亡後遺障害補償:いずれか大きい方=2000万円
・傷害治療費用補償:200万円+200万円=400万円
・疾病治療費用:270万円+200万円=470万円
・賠償責任:2000万円+2000万円=4000万円
・救援者費用:100万円+200万円=300万円
・携行品損害:20万円+20万円=40万円


という感じで、クレジットカードを持てば持つほど、補償額が強化されます。


日本の会社が発行するクレジットカードって本当に便利ですよね。


さて、この後はクレジットカードの付帯保険の裏技を紹介するとともに下記のような内容を掲載&付録として用意しています。


・クレジットカード付帯の保険の裏技をわかりやすく解説
・「足りない」と思って海外旅行保険に入る前に確認したい超重要事項2つ
・僕が使っているクレジットカードと付帯保険の内容を紹介
・クレジットカードの付帯保険だけで"本当に"足りるのか?|事例検証
・【データで解説】トラブルの95%を占めるのはこの3つ!
・半年間の東南アジア旅で必要な補償額をシミュレーション
・超高額!追加で海外旅行保険に入るべきエリアとおすすめの保険内容
・莫大な費用や大病のリスク、緊急対応を予防する渡航前の4つの策
・【プレゼント】旅行保険管理用のスプレッドシート(Excel)
・海外旅行保険付きクレカを紹介特典ありでの申込み


クレジットカード会社にいた経験や、保険会社で損害保険を取り扱っていた経験、そして自身の半年間のバックパック旅の経験を盛り込んで、かなり詳しめですが、海外への旅を考えている方に役に立つ情報を盛り込みました。


Google検索では手に入らない情報や、経験者しか気づかない情報もたくさん載せていますので、ぜひチェックしてみてください。


また、海外旅行保険管理シートも付録でおつけしていますので、本記事の購入費用は余裕で回収できるはずです。


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