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障害のある人たちが作る、コーヒー豆の袋からアップサイクルされたおしゃれ商品

障害を持った人でも活躍できる社会を作ること、これはとても大切な取り組みです。実は「従業員を43.5人以上雇用している事業主は、障害者を1人以上雇用」することが義務付けられているんです。

でも、実際には実施できていない企業が多いのも事実。その場合、障害者の雇用不足1人につき月額5万円が徴収されます。現実には、積極的雇用を推進するより、手軽な納付金を選ぶ企業が少なくないのだそう。
ちょっと残念な現実だなと感じるのは、私だけでしょうか?

アップサイクル品ってなんだろう?
材料費が抑えられて、ステキに変身できる!

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↑食器洗いクロスは3個セットで1050円+送料は全国一律200円

この写真のグッズはエコな”食器洗いクロス”です。どうエコなのかというと、使われている素材はコーヒー豆の麻袋なのですが、通常のプラスチックのスポンジの場合に心配されているマイクロプラスチックが海に流れ出る心配がないからなんです。

さらに、一度使用されたものを新しい商品の形に変換させて価値を生み出す、アップサイクル商品! リサイクルとの違いは、原料に戻すかどうかという点。牛乳パックからトイレットペーパーが作られたりするのがリサイクル。アップサイクルは、完成した形をアイデアやデザインの力で他の商品に加工するため、よりエコなんです。

エコなだけじゃ満足できない!!
使い心地をチェックしてみましょう〜♪

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洗剤をつけるとしっかり泡立ちます。そして麻のゴワゴワ感は水につけるとなくなり、優しい風合いで食器を洗うことができます。

実は、我が家の悩みは、家族が一般のスポンジのゴワゴワ側(ナイロンたわし)で食器を洗ってしまうこと。ってか、私も無意識だとやってしまう。

”たわし”と言うくらいで、コレかなり研磨力が強いんです。本来は鍋やフランパンのこびりつき汚れを取るためのもの。食器を洗うと、傷がついたりしちゃうんです。実際に、我が家のお皿やお椀なども、かなり傷つけてしまいました。。。

なのに、ついついしっかり洗おうって気持ちが働いて、スポンジ面だと物足りない感覚になっちゃうんです。ダメってわかっていても。。。でも、このクロスが置いてあると、意識的にこっちを使おうと思えてお役立ち!

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↑こちらは、可愛かったので一緒に買ったティッシュケース。吊り下げられるデザインで便利なんです〜。柄はどんなものが届くかお楽しみってことでしたが、どっちもかわいくて気に入ってます。550円/個
他にもトートバッグや玄関マットなど、かわいい商品が揃います♪

障害があってもできることはある。
人は社会の役に立つことが喜びになる

このコーヒー袋からのアップサイクル品を取り扱うのはhughugという団体。障害を持つ方達の就業継続支援を行う会社です。アップサイクル事業以外にも、お弁当の盛り付けや農作業など、障害レベルに合わせた就労ができるようになっているんだそう。

トップページ|hughug

以前、紹介した寝たきりの人でも遠隔で働くことができる”分身ロボットカフェDAWN”でも、彼らは教えてくれました。「自分たちが社会の役に立てること」「社会と繋がれること」「仲間ができること」が本当に嬉しいって。

子どもだった時のことを思い出してみてください。「いいから、何もしないで!」と言われるより、できることを見極めて「コレ、できるかな? やってくれる?」とお願いされ、できた時の誇らしい気持ち。

これは歳をとった人でも、障害がある人でも同じことだと思います。できないことはある。でも、できることで最大限頑張りたい! コレが人間の喜びなんじゃないかな? 結果、みんなが生き生きと輝ける社会になれたら、最高なんじゃないかな〜。

って思いませんか?

YoutubeでもSDGsの発信をしています。


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下町の2D&3D編集者。メディアと場作りのプロデューサーとして活動。ワークショップデザイナー&ファシリテーター。世界中の笑顔を増やして、ダイバーシティの実現を目指します!