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【釣り】初めての海釣りは美味しかった

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小学4年生の夏。

海まで車で1時間以上の内陸に住んでいたため、水遊びと言えば池か川か田んぼだったんですが、唯一海釣りをしたことがあります。

麦わら帽子を被り、白いタンクトップに水色ショートパンツ、黒いスポーツサンダルという装いでルンルン到着。車から降りようとした時に脚をつったのを何故か鮮明に覚えています。

堤防からの陸釣りです。足下を覗くとコンクリには緑色のモヤモヤがびっしり付いていて、クラゲや小さな魚が泳いでいるのが見えました。

初めての海釣りは活き餌で挑戦です。イソメって言うんですかね。ムカデみたいなやつ。

それまで虫とかミミズとか苦手意識はほとんどなかったんですが、イソメは本当に気持ち悪くてビックリしました。小さな箱にいっぱい蠢いているのが衝撃的で。書いてて鳥肌立ってきました。

父親に餌を付けてもらい、何回か投げました。細かい仕掛けは忘れてしまいました。もう十数年前の話で…(汗)

なかなかアタリもなく、ぼんやりした時間だったんですが海はすごく解放的で、それだけで特別な感じがして退屈ではありませんでした。

両親と妹と私、家族4人で行きましたが釣果は1匹…(笑) なんか海草とか、クラゲとかは釣れた(引っ掛けた)んですがいわゆる「ザ・魚」は1匹。誰が釣ったか忘れてしまいました(笑)
ボウズじゃなかっただけヨシ!と。嬉しくてそのまま帰路に着きました。

その貴重な1匹、そんなに大きくなかったけどアイナメだったんです(嬉)
白身でふわふわで美味しかったです。焼き魚にして食べたと記憶してます。

父が捌きました。初めて魚を捌く様子を見た私。興味津々でした。
生き物が食べ物になっていく瞬間というか。「いただきます」は「お命頂戴します」なんだなあと、今思えば食育的な学びでした。お魚ありがとう、と思いながら美味しく食べました。

いまこの時のことを思い出して、子どもが大きくなったら同じようなことをやってみたいな、と思っています。

夫が渓流釣りをするので、いつか家族で付いていくのもいいな~。活き餌は苦手なのでそこは夫にお任せして。

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