JFL第28節・ラインメール青森戦【いわきFC監督・田村雄三ここだけの話~BEHIND THE SCENES㉙】
田村雄三監督が自ら試合を振り返る連載コラム。今回は、10月30日にアウェーで行われたJFL第28節・ラインメール青森戦の裏側を語ります。
▼プロフィール
たむら・ゆうぞう
1982年生まれ。帝京高→中央大→湘南ベルマーレ
2010年に引退。湘南ベルマーレ強化部スタッフを経て2015年、いわきFC強化部へ。2017年よりいわきFC監督
■選手に伝えたことはシンプル。
遠く八戸まで来て下さったサポーター、ファンの皆さんありがとうございました。今回の勝利は、ホームの雰囲気で試合できたことが大きかったと思います。またYouTube、PVでのご声援もありがとうございました。
連戦ということもあり、今回のnoteは無料にさせていただき、手短に記載したいと思います。
今節、選手に伝えたことはシンプルです。
・謙虚に貪欲に(チャレンジャーとして90分+α、止まらない倒れない、目の前の相手に負けない、走り勝つ、直向きに)プレーする
・球際、セカンドボールで負けない。「奪う守備」を意識する
加えて、この試合で体現してほしいこと、トライしてほしいことを、選手ごとに紙に書いて張り出しました。
例えば、
GK射庭康太朗:しっかり準備してきたので積極的にプレーしてほしい。コーチングの声を止めない。
DF黒澤丈:悔しい思いをしたけれど、常に準備してきたからチャンスがある。ミスを恐れず前向きにプレーすること。すべては準備。
少し変わったところで言うと、
FW鈴木翔大:気分転換(冗談ではなく、本当に思っているからそうしました)。
FW平岡将豪:今週のトレーニングでのパフォーマンスがよかった。それを意識して続けたら、得点できるかもよ?
このようなことをミーティングで伝えて、試合に臨みました。
■この3連戦は一つのヤマ。
課題は常にあります。そこに向き合いつつ、トレーニングでの姿勢やコンディション、メンタルの状態がいい選手が試合に出場する。そう考えています。
この3連戦を一つのヤマと考え、3戦のプランを立てた上で、今節の90分を考えました。FW陣の交代や後半から入ったMF宮本英治を終盤に交代させたのも、連戦を意識してのことです。
では今週水曜日も、たくさんの方のご来場をお待ちしております。
ご声援、よろしくお願いいたします。
(終わり)
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