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JFL第33節・鈴鹿ポイントゲッターズ戦【いわきFC監督・田村雄三ここだけの話~BEHIND THE SCENES㉞】

田村雄三監督が自ら試合を振り返る連載コラム。今回は、11月27日にアウェーで行われたJFL第33節・鈴鹿ポイントゲッターズ戦の裏側を語ります。

▼プロフィール
たむら・ゆうぞう

1982年生まれ。帝京高→中央大→湘南ベルマーレ
2010年に引退。湘南ベルマーレ強化部スタッフを経て2015年、いわきFC強化部へ。2017年よりいわきFC監督

■「信は力なり」

いわきSCをご支援下さっているすべての皆様、おめでとうございます。
皆様のおかげで優勝、昇格を達成できました。

今節も現地まで来て下さったファン、サポーターの皆さん、YouTubeでご声援を送って下さった皆様、ありがとうございました。選手は心強かったことでしょう。

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では振り返ります。

試合前に伝えたのは「信は力なり」という言葉です。「仲間を信じ、自分を信じて戦う事が力になる」と伝えました。

あとは一人一人に対し、私なりに思っていること、トライしてほしいことを述べました。例えば

DF 米澤哲哉:リバウンドメンタリティー
MF 日高大:想い
GK 見澤拓歩:今日という日を大切に、今後に活かしてほしい

などです。

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(※YouTubeでは、試合のロッカールームやチームの裏側に密着した映像「BEHIND THE SCENES」を公開中)


■「激ギレ」から始まった1週間。

実は先週、オフ明けの練習で激ギレしました。ちょっと緩さを感じたからです。

どこを目指しているのか。J3で活躍するために、もっと上に行くために、プレーすることが大事。まだ何も成し遂げていないのにヘラヘラするな。

怒った選手はMF嵯峨理久でした。ファーストプレーが甘かったからです。

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本人に後で言いましたが、あえて彼に怒りました。試合に出ている選手がやらなくてはダメだと思いますし、そういう意味で犠牲者かもしれません(笑)。でも、嵯峨が責任を負うべきプレーヤーであるのは間違いないことです。

■移動のバス内でシステムを変更。


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