JFL第32節・奈良クラブ戦【いわきFC監督・田村雄三ここだけの話~BEHIND THE SCENES㉝】
田村雄三監督が自ら試合を振り返る連載コラム。今回は、11月20日にアウェーで行われたJFL第32節・奈良クラブ戦の裏側を語ります。
▼プロフィール
たむら・ゆうぞう
1982年生まれ。帝京高→中央大→湘南ベルマーレ
2010年に引退。湘南ベルマーレ強化部スタッフを経て2015年、いわきFC強化部へ。2017年よりいわきFC監督
■価値ある「勝ち点1」。
遠く奈良まで来て下さったファン、サポーターの皆さん、YouTubeで観戦して下さった皆さん、ご声援ありがとうございました。
勝利はできませんでしたが、価値ある勝ち点1を得ることができました。
では振り返ります。
選手に伝えたことは以下です。
・勝負の3試合。一戦一戦、謙虚に貪欲に90分+αプレーすること。
・勝利するため、全員が同じ方向を向き、同じことを考え、実行すること。
では、具体的にどんなことか。
【守備】
・相手のビルドアップに対し、3トップを逆三角形にすること(相手のアンカーを消す)。
・相手の出入りに対し、コンパクトフィールドとコーチングを徹底。
・連動と奪う場所の共有。前向きに奪うこと。
【攻撃】
・優先順位を間違えないこと。
・前にボールをつけること。追い越していくこと。
・幅を作る(使う)選手と、深さを狙う選手。
大切にしたかったのは、ベースの部分でした。
■前半早々の失点により、狙いどころで行けなくなった。
ここから先は
1,276字
/
2画像
¥ 300
「サポートをする」ボタンから、いわきFCを応援することができます。