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【葬送のフリーレン】100回以上読んだら、鏡になった。

漫画「葬送のフリーレン」を100回以上読みました。(単行本全10巻)

そうすると、その漫画が鏡になったという話です。


本題に入る前に、普通の漫画紹介も書いているので、時間があれば御一読ください。

また、本記事と似たような内容のものは過去にもありますので、時間があれば御一読ください。


以下、100回以上読んだ時系列を、大まかに〇〇期という形で紹介しますが、実際は前に進んだり後ろに戻ったりしているので、参考程度と思ってください。

通読期

大体1~5回読んだ時期。

葬送のフリーレンは結構淡々とストーリーが進みますが、要所要所で共感するところがあったり、いい感じの伏線回収があるので、継続して楽しく読めたと記憶しています。

この時期は、思い出したら読むくらいで、大体3ヶ月に1回読む感じでした。

精読期

大体5~40回読んだ時期。

何回か読んでいて、繰り返し登場するパターンが、幾つかあることに気づき、それらを整理するために精読していました。

例えば葬送のフリーレンでは、勇者一行の旅で行ったことを、現代のフリーレン一行も行うことが、繰り返し登場するので、それを以下記事のようにまとめたりしました。

上記のように、何らかのテーマを決めて読み返すと、今まで気付かなかった細かいところまで気付くことができるので、読む前にテーマを決めることは、精読する上でオススメです。

ただ、テーマが多すぎると、読むスピードが極端に遅くなるので、多くて2テーマくらいを設定してから、一気に最後まで読む、というのを繰り返すのが、丁度いいかと思います。

解釈付与期

大体40~80回読んだ時期。

自分の知識をアップデートしながら、ある場面のもう1つの解釈や、実は重要な場面は別にある、などの仮説を検証していた時期です。

例えば、「CONFLICTED」という本で、人と人が衝突することは、実はメリットがたくさんあるという知識を入れてから、葬送のフリーレンを読み返すと、実はあの場面が重要なのでは、という気付きを得ました。

詳細は以下のリンクにあります。

結局1つの作品を長く楽しむには、自分の中身を変えないと駄目だと実感しだした時期とも言えます。

鏡期

大体80回以上読んだ時期。

一旦葬送のフリーレンを読むことから離れていた時期です。

解釈付与期が、葬送のフリーレン以外のインプット50%以下くらいのイメージですが、鏡期は90%以上くらいのイメージです。

解釈付与期までで、自分の中での葬送のフリーレンの解釈が、ある程度出尽くしたと感じました。

なので、他のインプットを優先して、それが一通り終わったら、自分の考え方がどのように変わったかを確認する、鏡のような役割として、葬送のフリーレンを読み返しています。

ただ、インプットを選ぶ基準としては、葬送のフリーレンと多少関わりがありそうという観点も含まれるので、確実に自身の行動に影響しているイメージです。

自分の好きなバスケと葬送のフリーレンを関連付けることで、どちらの分野も少し見方が変わった、というのがこの時期の成果の例です。

葬送のフリーレンが鏡に向いている理由

以上、葬送のフリーレンが鏡になった話を、つらつらと書きましたが、別に鏡になるのは、葬送のフリーレンである必要はないと思います。

例えば、小説であったり、アートであったり、親友であったり。

ただ、あえて葬送のフリーレンを鏡として選ぶ理由を挙げるとすれば、以下の3つがあります。

1.漫画なので読みやすい。
2.表情やセリフなど、幅広く解釈できるものが多い。
3.大きく感情が揺さぶられることは無いので、繰り返し読みやすい。

3に関しては、人によっては違うかも知れませんが、私の中の葬送のフリーレンは、激しく感動するというよりかは、じわじわと染みる感じなので、繰り返し読みやすいかなと思っています。

まとめ

漫画「葬送のフリーレン」を100回以上読み、最終的には自分の考え方の変化を映す鏡になりました。


長くなりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。

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