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作って、見せて、恥かけば、運を呼び込める

地方在住ながら色々とおもしろい仕事をさせてもらっていて、本当に恵まれているのですが、クリエイターの場合、恥をかき捨てるつもりで作品をネットに出し続ければ、運は呼び込めると思っています。


挑み続けた芸術家、岡本太郎さん

ある程度の地位を築いてしまうと、うまくいかなかったときのリスクを考えて、新たな挑戦には足踏みしてしまうことが多そうです。

でも偉大な例外がいらっしゃることを思い出しました。芸術家の岡本太郎さんです。前にも書いた気がしますが、私が小学生の頃、岡本さんをよくテレビで見ました。

目をむいて「芸術は爆発だ!」と凄んでいたのが印象的。お笑い番組で見ることもあり、当時は「変わり者のおじさん」と思っていましたが、大人になってから世界的に有名なアーティストであることを知ります。

岡本さんの著書「自分の中に毒を持て」では「過去の蓄積にこだわると、いつの間にか堆積物に埋もれて身動きができなくなる」と書かれていて、地位とかプライドとかを持たずに挑戦することを信条にしていたようです。お笑い番組で体を張っていたのは、そういうことだったのかと納得しました。


作ったものを恥ずかしがらずに公開し続けることで、運を呼び込めるネットの世界

デザイン系、芸術系の学校や、クリエイティブ系の会社の経験がない私が、なぜディズニーや、きゃりーぱみゅぱみゅさんの仕事をいただけているのかというのはよく聞かれますが、これは運でしかありません。

ただクリエイターの場合は、運を呼び込むためにできることはあると思っていて、それは過去に何度も書いているとおり「作って、ネットに公開する」ということです。

仕事や取材の依頼をいただくと、どうやって私のことを知ったのかをよく聞きますが、異口同音におっしゃるのは「ネットで作品を見た」ということ。いまや業種を問わず、情報収集にネットを使わない人はいません。そこに多くの種が撒かれていたら、見つけてもらう確率は上がります。

もちろん、ウェブサイトにはきちんとプロフィール(経歴や過去の実績など信用につながる情報)を書いておくとか、仕事につなげるための地味な準備はありますが、まずは見つけてもらわなくては話になりません。

面倒でも、恥ずかしくても、作ったらネットで公開する。それを地味に続けるだけで運は呼び込めるはず。

私は有名人でもなく、大した実績もなく、拙い作品を出したところで失うものは何もありませんが、それでも新しいものを作ったときに公開するのを億劫に感じることはあります。

そんなときは、誰も見てないから大丈夫だ〜って考えましょう。いや、見て欲しいんだけど(笑)

そんなわけで、これからはCGや映像に関して、もっと仕事につなげていきたいと思っているので、とても拙い作品ですがYouTubeに公開しました。後日、noteのみんなのイラスト用として、CG作品も提供する予定です。

少しだけ実績のあるダンボールアートと、まだまだなCGや映像分野をうまく組み合わせていけるとよいかなと思っています。自分はまだ…とか、完成度が…とか考えずにどんどん出していきましょう。行動が早いほど、幸運が巡ってくる日も早くなると信じて。

最後までお読みいただきありがとうございます! TwitterではCG方面のつぶやきが多めです。 https://twitter.com/Iwai ダンボールアートの主な作品はこちらでご覧いただけます〜 https://iwaimotors.com