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アーユルヴェーダ~本気のパンチャカルマ!? その4

パンチャカルマ自体の説明はこれまでもしてますが、後半戦に入って、
浄化は出すだけでなく、滋養する過程に。なんとミルクとギーのバスティが始まってます。

多分、飲めます


ということで、

病院あるある編

1.牛さんや動物たちと一緒!

出迎えてくれるのは牛さんや犬🐶たち
とにかく広大な草原なので、綺麗な鳥もリスも蛇も見かける。
敷地からは外には出られないけど1時間の散歩には充分。

入り口からは何も見えない!

2.毎日の回診 

初日の朝は起こされてすぐに早朝尿と血液採取!…もちろん「大」も。。
毎日ドクターの回診つき!(白い巨塔っぽい、シニアドクターの行列もある)
毎朝、脈拍や体温、血圧を測ってからの施術。 
大学病院なので、いろんな専門医ももちろんいるし、時にはレントゲンや外部の機関での検査も。それによって施術内容が変わる。

シンプル⁈なレントゲン室

3.マッサージとサウナの2段ベッド

癒しのマッサージ。。というよりは二人がかりで油に浸され.その後はその下の画期的な個室サウナで発汗。

この中程の板に頭を載せて個室サウナに!

4.時間も内容も医者が決める!

なるほどなーと思ったのは、なんでも7日間で一旦区切ること。だからパンチャカルマの設定は1週間ごとであって中途半端な10日とかがない。頭に油を垂らすシロダーラや土手のカティバスティ(その1~その3参照)も7回で1ターンしたら、終了。のみ薬も、まずは7日間で『それ以上続けると"食事"になってしまうから』という言葉に納得。 
耳のオイル漬けに初挑戦⁉️そもそも中耳炎になりやすくて、耳が塞がれてしまうことがしばしばある私にとっては、最初、抵抗はありましたけどね。。
(鼓膜に問題があると逆に中耳炎を起こすらしいので、やはり医師の診断に従って下さいまし)
熱望してた目のバスティは今回はなし。これも医師の診断の結果。その昔"必要な人に必要なハーブを処方するので、無駄はできない"と言われたことを思い出した。

カルーナブルナというもの。
そもそも耳にオイル?と私も思いました…最初は。

5.歯磨きやボディーソープは全て粉。

もちろんシャンプーも!髪の毛を洗うタイミングは指示どおり。毎日は洗えない。。洗う時には茶色い液体を渡される。間違えたくない選択😆だけど。実は間違えたことも。。全て天然ハーブなので、害はないけど、歯磨き粉はちょっと清涼感が残る。但し、使い続けると歯が黒くなる気がする…

蓋をとったらもはや分からず。。

6.マッサージ中やランチ後、眠くなっても寝ちゃだめ🈲

故にマッサージのBGMはシタール,かなりジャンジャン系。音楽が流れてくると、始まる合図。
マッサージ途中や後に食べる朝食も含めて、食べたら「100歩、歩く」というのも決まり。でも外に出るとだめなので廊下を一周。『食べて寝たら牛になる』と昔いわれたっけ??とはいえ、やはり眠くなるのだけど、ベッドで寝るのはダメ。アーユルヴェーダを知るものにとって、それが良くないことなのはわかっているので、なんとかしのぐために、こうやって書いているともいえる(笑)
因みに外の風にあたるのがダメなので、窓も開けっぱなしはダメ。
散歩は朝か夕方の病院の敷地内のみ。日が暮れた後に帰ると怒られる。。
ヒンドゥー教の教えでは殺生をしないので、犬も警戒心ゼロ。とはいえ、夜になると他のところの犬との縄張り争いも勃発するらしく、私のようなよそ者は危険⚠️と言われた。狂犬病の注射もしてないからね〜

常に寝てる気がするワン

7.脱出防止!?

吹き抜けに張ってあるネットも考えたら転落防止でもあるが、窓の鉄格子は、脱出防止??散歩中に遠ーくにあるゲートまで行くだけで大変だけど、ゲートのおじさんの目が怖い。。。脱出は大変だろうな~

吹き抜けの2階と3階の間にはネット

8.パソコンより本

PCばかり見ていると評判だったのか、本を大量に持ってこられる。。せっかくなので、英語のアーユルヴェーダ本を読むが、結局Google翻訳のカメラ機能が楽すぎて😆やっぱ携帯見てることになっちゃうじゃん⁉️
ライブラリーの蔵書リストは手書きのノートなので、自分で選ぶのは断念😆日本語の本は日本人が置いていったものなので、それはそれでいろんなタイプがいるんだろうな~と想像する。

9.毎日ヨガセッション

寝ない対策に絶大なのは夕方のヨガセッション!
素敵な先生とマンツーマンだったけど、数日前から仲間が増えた。のはよいのだけど、ニ言語の聞き分けが難関で、やはり寝そうになる。。

ヨガの先生のDr.Savita!声も素敵💓

10. ランドリーは料金内なのでフリー!

ではあるけど、全部マウシー(女中さん)の手洗い、手絞り。もちろん柔軟剤入りではないからシワシワ。とはいえ、油まみれになるのでドゥバッタと呼ばれるショールつきのパンジャビドレス(上下)が2着支給される。買取だけど…選べず⁉サイズはXXLのみなので、デカイ。
掃除もマウシーさんたちが毎日行うのだけど、殺菌臭がすごい!ので、ランチ前はできれば避けてほしいなー

11.エレベーターはオメガ、鍵はジャガー⁉️

乗るたびに音楽と「This is Omega elevater」というアナウンスをされる
高級品質😊鍵はなかなか一度でかかってくれない、曲者😅ジャガー

鍵が知恵の輪にも思える。。いつも時間がかかる
高級感ある?かな

14 マラティ語が話せたら超便利

身の回りの世話をしてくれる"マウシー"(女中さん)達が話すマラティ語。ポケトークにはあるのだけど、方言なのかなかなか噛み合わない。そもそも彼らは文字が読めない人も多いので、それが表記されても認識できないし、実は発話はできない。なんとか改良を望みたいが、聞き取れないことが多いからやはり無理なんだろうな~
と、結局はお互いの落とし所をなんとか探るしかない。多分どっちも自分なりの解釈で会話をした気になっているような気も。

15 見分けがつくかな?朝、昼、夜のお供

朝ごはんはパロータだったり、ウプマ(オカラみたいな感じ。スージという粒状の粉からつくるもの)バミセリ(ビーフンみたいな感じ)だったりするが、昼ごはんと夜ごはんは、スープと野菜のサブジとご飯とこのヤキモノ。せっかくなので、残して3種類並べてみた!アーユルベーダは出来立てを食べるものなので、食べ残したものはあまり良くないとされているから内緒に!

朝はパロータ、昼はチャパティ、夜はロティ右下 
多分・・

16 食堂Canteenもあります。

入院患者はもちろんベジタリアン、チリ少なめご飯だけど、大学も併設している大学病院なので、学生も病院にくる患者もいる。なので食堂があり、結構繁盛している。アーユルヴェーダは特にベジタリアンというわけではないので、もちろん肉や魚もあるとは思うけど、作っている時間に見に行けないからな~

🐕は演出ではありません。。

というわけで本当はパンチャカルマ後にここにとどまってゆっくり体を慣らすのが良いのですが、そろそろ帰国が迫っています~まあでも、これでも「休む」「止まる」が昔よりは意識的にしている自分に気づきました。
よくがんばりました!❤️


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