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迷い

今年も新1年生にこの映画を 終わったあとに話をしながら、正直自分の中に迷いが出てきたことに気がつく

いまを生きる

教員の言ったことを無批判に受け入れ、課された課題を黙々とこなし、教員が気に入るようにふるまうことができること をまずはアンラーンすることを目的に自分はこの映画を見せている

これから大学生、社会人となる彼らにとって自ら考え、自ら行動をし、おかしいと思ったことに対しておかしいのではないかと意思表明できることは非常に大切な力だと考えるからだ


しかし、その結果、一部の教師からは、今年の〇組の子たちはかわいくない、活動をやらせても話し合わない、勉強をしないと批判を受けてしまう可能性があります

例年の生徒と違い、教師の顔色をうかがわないため、つまらない授業と思った場合に生徒はそれを表情や行動に表してしまいます

また、活動も十分に準備された、あるいは練られた発問でない場合、しらけて活動も盛り上がらないことが生じます

勉強に関しても、教師が出した課題を単にこなすことに疑問を覚え、自ら必要と思う学びを重視するため、教師によっては勉強をしないクラスとおもってしまうことがあります

進学実績においても、これまでであれば教師が薦めた難関大を無批判に受け入れてそれに向かった頑張っていたのが、本当の自分の未来を考えて進路選択をすることになるので、例えば進学クラスでも就職を選ぶ生徒がいたり、偏差値が高くても自分のやりたい学びが学べる進路先を選ぶ傾向が強まります

一部の教師とは信頼関係が築けていないので、その教員には心を開かずに、その教員からすると「この生徒何も考えていない、全く成長できていない生徒」と考えられてしまうことがあります


このように社会も学校も過渡期である今、この映画を見せて生徒が未来よりよく生きられるように考えてもらうことと、とりあえず高校3年間良い生徒でいてもらうことのどちらを優先すべきか迷うようになっている自分がいます

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