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「沼津移住1周年感謝祭」をやった人の話。

こんにちは、いわあゆ(iwa_ayu)です。
沼津に移住して1年経ったことを記念して、周年パーティーを主催しました。

▲やんちゃポップな告知サムネイルは、沼津の暮らしを助けてくれるキナリ舎のゆきちゃん作

沼津の人もいれば、東京から来てくれた友人や、私の家族も含むごちゃ混ぜカオスのパーティー。
参加者の1人から「誕生日でもないのに、なんやねん。私の引っ越し1周年を祝え!ってなんやねん。(そう言いながら嬉しそう)」というツッコミをいただき、そう言われて初めて「確かにな」と思いました笑。

サプライズのいちごたっぷりケーキ🍓をいただいた😆

なんでそんなことをしたのか?というと、理由はシンプル。
「お世話になった人たちへ感謝の気持ちを伝え、一緒に分かち合いたい」と思ったからです。

移住してからの1年、本当に多くの素敵な出会いがありました。
ご縁がご縁を呼んでくるような絶妙な重なり合いがあって、その時限りのような一過性のものではない感じ。

このタイミングに不思議な偶然も起きる

感謝祭の1週間ほど前、周年記念の会場でもあり、私が普段使っているシェアオフィスの「シンマチ」を見学したい、という静岡県の移住誘致の方から連絡が入ったそうです。
その方は、私が移住の時にお世話になった橋本さん(下記noteに出てきます)。

この会のことを知らず、たまたま連絡をしてくださったらしいのですが、まさか感謝祭当日に見学にいらっしゃるとはびっくり。
ご縁は引き寄せ合うんだな〜と、不思議なつながりを感じました。

シンマチをプロデュースするキナリ舎の話を聞きにきてくれた静岡県の方々

人とつながり、自分らしく暮らせる場所

社会人になって、すぐ東京で暮らすようになり、「住んでいる地域に関わる」という経験をしたことがなかった私には、沼津の人との交流や暮らしは新鮮で、「人とのつながりを感じながら、安心して自分らしく暮らす」という宝物を手に入れることができました。

自分の気持ちを改めて伝える手段がなかったし、節目として1年を振り返りたいなと思ってもいたので、ちょっと異例の?「移住感謝祭」という形を取りました。

「シンマチ」のメンバーから「いわあゆは沼津で何がやりたいの?」と言われ、大きな野望みたいなものは特に浮かんでいなかったんだけど、感謝祭だけは自分の内側から自然とやりたい気持ちが芽生えていました。

「感謝祭みたいなことをやりたいんだけど、自分ひとりではなかなか難しいよね…」と弱気な私に、「なんだよ水臭いな〜!俺らが手伝うじゃんよ〜!頼ってよ〜!」と背中を押してくれたキナリ舎の2人や、「もし良ければ俺も料理手伝うわよ」と言ってくれた猫煮干のてるさんなど、周りの人たちが自然と手を貸してくれて、あっという間に進んでいきました。

ドキドキしながら告知をすると、あっという間に人が集まってくれて、総勢20名以上の方々が遊びにきてくれました。これ、本当にすごいことだと思っています。
最初、夢かな?と思いました笑。

ゲストにはくじ引きラッキーGIFTをプレゼント🎁

時間の都合で、おひとりおひとりとゆっくり話すことはできなかったけど、その場に新しいつながりが生まれたりして、ご縁が広がっていくさまを見ているだけでも幸せな気持ちになりました。

沼津に遊びにくると、みんな沼津が好きになる不思議現象

これも面白い現象かなと思いますが、私の周りには本当に素敵なフッ軽さんが居て、「遊びにおいでよ」というと「いくいくー!」と気軽に来てくれます笑。
今回も誘ってみると、二つ返事で来てくれました。
すでに何度も沼津に来ている強者もいれば、今回初めて来た人もすぐに「沼津って良いところだね」と、魅力を楽しんでくれたのが嬉しかったです。

「次に沼津に来るとしたらこのイベントに合わせてくると良いよ!」といったように「また来るよね」が前提となる会話も自然と生まれていました笑。

沼津は、いろんな意味で「ちょうどいい」

私が東京から移住してみて感じた沼津の魅力です。
この「ちょうどいい」というのは、人と自然と暮らしやすさを含みます。

程よい距離感を保った、人との繋がりがある。コミュニティが狭いローカルの良さもありながらも、窮屈に感じないのは本当に心地が良いなと感じます。そして、それは自分が必要とすれば選択できる。不要なら選択しなければ、そっとしておいてもらえます。

沼津にも色んな人がいますが、私が出会った人の多くが、沼津のことを気に入っているし、地元のつながりを大切にしようとしているなと感じます。
そういうところがいいよなぁ、と思い、「どうせなら地域に少しでもお金を落とそう」という視点が、自然と芽生えるようになってきました。

地域と近いことが、仕事にもつながる

やや余談ですが、移住した時にずっと考えていたことが、「仕事を通して地域とつながる」ことでした。
仕事に困っていたわけではないけど、せっかく暮らしているのだから、何か地域に還元できるようなことができたらな、とぼんやり考えていました。

自分から積極的に営業をかけていたわけではないにも関わらず、この1年でいくつも地元つながりのお仕事をいただくことができました。
これもご縁の引き寄せ合いだなと感じます。

沼津は移住者をウェルカムにしてくれる空気感があり、また、移住者だけで群れたりしないところが、仕事という観点においてもポジティブな街だなと思いました。

沼津の魅力がもっと知られると嬉しい

私のインフルエンス力は大した効果は期待できないのですが、それでも、このnoteを通じて、ちょっとずつでも沼津の良さを知ってくださる方が広がっていくと嬉しいなと思います。

つい先日、新聞で沼津への移住者が昨対5倍と話題になりました。

この記事では都心へのアクセス(通勤)とアニメ効果とありますが、そのどちらにも該当しない私のような人間もいます。
正直理由はどうでもよくて、この街が気に入って、居心地よく過ごしていればそれでいいかなと。

ずっと「暮らしを楽しみたい」と思っていながらも、楽しむことがどういうことなのかを知らずに生きてきたのかも、ということが、沼津に来てよく分かりました。「これが暮らしを楽しむってことかな」と今は味わいながら平和な日々を過ごしています。

沼津にはいわゆる観光名所がたくさんあるわけではありません。
だからこそ、「なんでもない時間をゆるゆると過ごすこと」ができる場所かなと思います。

今回、せっかく家族が来てくれたので、「沼津の午前中をどこで過ごすといいか?」を地元育ちに聞いてみると、「午前中もし時間があったら狩野川を見てボーッとしてるなぁ」という答えが返ってきました。
そういう場所なんだな〜と笑。

まだ見ぬ楽しみを見つけていきたい

まだ1年、もう1年。
移住してから、あちこち出掛けているわけではなく、狭い行動範囲で暮らしてきました。焦る旅でもないので、ゆるゆると、気ままに、街を探索していこうと思います。
また気が向いたらnoteでシェアしようかな。

そこのあなたも、ぜひ、沼津に遊びにきてくれたら嬉しいです。
おしまい。


ありがとうございます。日ごろお世話になっている周りの人たちへの恩返しのために使わせていただきます^^